チェックランド

2013年6月6日 (木) 03:27時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版

M10ランド(M10 Land)は、２色地形のサイクルの1つ。友好色2色のマナを出せるものが基本セット2010で初登場し、いずれも基本セット2011、基本セット2012、基本セット2013で3回も再録された。その後イニストラードで対抗色のものも登場している。

解説

基本的にはタップインデュアルランドであるが、対応する基本土地タイプを持つパーマネントをコントロールしていればアンタップインになる。特にデメリットはなく、いずれも対応するタップインデュアルランドの上位互換。

アンタップインになる条件が緩く、土地が多く2色のコントロールデッキではさながらデュアルランドのように扱える。最低限タップインデュアルランドとして働いてくれるので、ビートダウンでも十分投入可能。既存の有力な2色地形であるショックランドやペインランドと比較しても、ライフを圧迫しないので（特にコントロールでは）扱いやすいと言える。

一方で、3色以上のデッキやエクステンデッドにおいては他の特殊地形が大量に採用され、基本土地が投入できない＝M10ランドがアンタップインできない、ということでM10ランドも投入されないことがある。2色デッキでも、デュアルランドが使えるエターナルではそちらが優先されるだろう。

扱いやすく強力な2色地形であるが、対抗馬も充実しているのでよく比較して選びたい。

他の特殊地形とは基本的に仲が悪いが、投入枚数を抑えるほどでもない。デッキの土地のうち、半分程度が基本土地（タイプを持つ土地）であれば十分といえる。
逆に、フェッチランドや基本土地タイプを持つ特殊地形とは相性がいい。
環境に大きな影響を及ぼす強力な2色地形のため、基本セットに4セット連続で収録される事となった。レアの3連続再録はやや非難が多いようで、基本セット2013の発売時の公式コラムでもこの再録が良く検討された物である事が繰り返し語られている。友好色のM10ランド５枚は相次ぐ再録の影響か、強力な性能にもかかわらずショックランドとシングルカード価格が大きく差が出ている。

こちらはイニストラードで初登場したことから「イニストランド」と称されることもある。