ボガーダン/Bogardan

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ボガーダン/Bogardanドミナリア/Dominariaの地名。初出はレジェンドボガーダンの獣/Beasts of Bogardan

目次

解説

炎熱の島々/The Burning Islesに属する島で、緯度方向に約千マイル、経度方向に650マイル近い広がりのある地域である。周囲を海と小さな島々に囲まれ、北北西に300マイルも離れていない大きな島がアーボーグ/Urborgである。南方にはクーケムッサ海/Kukemssa Seaが広がり、ボガーダンから南800マイルほど先にはジャムーラ/Jamuraa大陸北西部の三国(ザルファー/Zhalfirフェメレフ/Femerefスークアタ/Suq'Ata)がある。

ボガーダンの大地は、ほぼ全てが乾ききった不毛の地で、そこかしこで火山が噴煙を上げている。噴き上がった火山の燃えがらが立ち込めることも珍しくなく、そうなると、夜空は鈍い赤に染まる。二つの峡谷が全土を貫き、そこを縫うように走るか細い流れのまわりには、ボガーダン住民の集落の大部分が集まっている。

ボガーダンはドミナリアで二番目に赤マナが豊富な地域である(第一位はシヴ/Shiv)。ドミナリアとワイルドファイア/Wildfireを繋ぐ次元間通路(ポータル/Portal)のいくつかは、ここボガーダンにある。

強力な存在

ボガーダンの地下深部には、神のごとくとも評される、複数の強力な存在(the godlike or powerfull entities)が住んでいる。

この“存在たち”はかつてアーボーグ/Urborgネビニラル/Nevinyrralを滅ぼしている。エンバーワイルド魔道団がボガーダン経由でドミナリアに手を出さないのは、“存在”の不興を買うことを恐れているためだ。

実際、“存在たち”の正体はほとんど不明なのだが、ウェザーライト期にはボガーダンにおける犬類の急な増加に影響を及ぼしていると信じられていた。

ボガーダンの生物

過酷な環境のボガーダンには、普通の生き物もいるが、溶岩や火山に関する属性や姿を備えた生き物に恵まれている。

ボガーダンの住民
大半の住民の文化レベルは原始生活にとどまる。火を噴く山々を神々と崇め、同族と異邦人を人身御供として盛んに火山へ捧げている。
犬類
ここでいう犬類(canines)とは、ボガーダンの獣/Beasts of Bogardanを皮切りに溶岩の猟犬/Lava Hounds、さらには数十種類を超える平凡な種と魔法的な種のことである。
明示されていないが、ボガーダンの四足獣であるボガーダンの炎魔/Bogardan Firefiendボガーダンの憤怒獣/Bogardan Ragerも犬類に含まれるだろう。
その他の生き物
燃えるフェニックス巨大なドラゴンがカード化されている。

訳語

「Bogardan」はクロニクルボガーダンの獣/Beasts of Bogardanで「ボガーダン」とあてられ定訳となった。

公式記事Speak the Word, the Word is All of Usによると、「Bogardan」の正しい発音は「BOH•gahr•den」で、「ボーガーデン(太字を強く)」くらいになる(アクセントは「GAHR」でなく「BOH」と注釈付)。

登場

登場カード

カード名に登場

レジェンドクロニクル
ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan
ミラージュ
ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
ビジョンズ
ボガーダンの金床/Anvil of Bogardanボガーダン・フェニックス/Bogardan Phoenix
ウェザーライト
ボガーダンの炎魔/Bogardan Firefiendボガーダンの中心/Heart of Bogardan
第6版第8版
ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan
時のらせん
ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteボガーダンの憤怒獣/Bogardan Rager
未来予知
ボガーダンの槍騎兵/Bogardan Lancer
第10版
ボガーダンの炎魔/Bogardan Firefiend
基本セット2010
ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite

フレイバー・テキストに登場

レジェンド、クロニクル
ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan
第7版第8版第9版第10版
紅蓮地獄/Pyroclasm
時のらせん
ボガーダンの憤怒獣/Bogardan Rager

登場作品・登場記事

  • The Story of Jamuraa(ミラージュ時代の物語解説。ケアヴェクに協力したと軽く触れられるのみ)
  • Dominian Chronicles Weatherlight Ports of Call(Duelist誌19号の記事)

参考

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