Thawing Glaciers
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土地
Thawing Glaciersはタップ状態で戦場に出る。
(1),(T):あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。次のクリンナップ・ステップの開始時に、Thawing Glaciersをオーナーの手札に戻す。
基本土地サーチとそれによるデッキ圧縮が行えてしまう土地。 土地ゆえにカウンターされない点が何よりの強み。 カウンターポストや、その後の様々なパーミッションのマナ基盤を支えるカードとして活躍した。 このカードがあれば他の土地をプレイする必要が減る為(2枚あれば他の土地は不要になる)、それで得たアドバンテージを渦まく知識/Brainstormや夢での貯え/Dream Cacheでスペルへと変換するのが王道である。
自力で手札に戻れるのも特徴で、ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdomや政略/Political Trickeryと相性がよい。
ただし、自身がタップインである上、持ってくる土地もタップインであるので、実質的に毎ターン、1マナ分と2マナ分交互に損失する事となる。 土地がある程度並んでしまえば問題は無いが、序盤から使用しようとすると結構苦しい。
やはり半永久的に土地を引っ張れることに問題があったようだ。
- 手札に戻るのは終了フェイズ(クリンナップ・ステップ)であるので、これをアンタップする手段と組み合わせる事によって1ターンに何度でも能力を使用できる。
- ドリームキャスト版Magic:The Gatheringでは「融けゆく氷河」と訳されていた。
- 石蒔きの秘儀司祭/Stone-Seeder Hierophantとのコンボで、マナの数だけ土地を出すことができる。
- 以前のルールでは、終了フェイズ中に起動した場合、(ホワイト・ライトニング理論の回避のため)能力の効果の一部として手札へ戻っていた。
そのため、解決してしまうと複数回起動はできなかった。 現在はミラージュ・ブロックのインスタントメントのように実存を使用したテキストになっている。
- ちなみにこの『終了フェイズに起動した場合、効果の一部として戻る』というのは、第6版ルールに対応して追加された項目。
第5版ルールでは、ターンエンドに使用した場合この一文がなくてもそのターンエンドで戻っていた。 しかも、ディスカード・フェイズを過ぎた後に戻ってくるので、この効果で手札が8枚になってもディスカードしない。
アイスエイジ・ブロック構築で 1997/05/01 より禁止。