はじける子嚢/Saproling Burst
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エンチャント
消散7(このエンチャントは、その上に消散(fade)カウンターが7個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)
はじける子嚢から消散カウンターを1個取り除く:緑の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。それらのトークンは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、はじける子嚢の上に置かれている消散カウンターの数に等しい。」を持つ。
はじける子嚢が戦場を離れたとき、はじける子嚢によって生成されたすべてのトークンを破壊する。それらは再生できない。
単体でも20点削りきることは可能で、マスクス・ブロック構築でもアタッカーとして使われるカードだったが、真の威力はヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaと組み合わさった時にある。→ファイアーズ 出してすぐにトークンを3つ出し、そのまま速攻を得て殴りかかれば、実質5マナ12/12速攻というとんでもない破壊力を持つことになる。 ターンごとに縮んでいってしまうが、縮みきる前に恐らく相手が死んでいるだろう。
また、パワーを無視すれば最大で6体のトークンを瞬間的に発生させられる性質から、堕天使/Fallen Angel等とのコンボ、エンジェルヘイトを構成したりもした。
エクステンデッドでは、パンデバーストのキーカードとしても一世を風靡した。 伏魔殿/Pandemoniumが場にある状態でトークンを出していくと6点、5点、4点、3点、2点と5体目を出した時点で相手が20点のダメージを受けて死ぬため、2枚即死コンボが成立する。
また、倍増の季節/Doubling Seasonが先に出ている状態でこれが出た時の破壊力も凄まじい。 消散カウンターが初期状態で14個乗る上、7つ取り除くとクリーチャーが14体。その全てが7/7。 最大瞬間合計パワーは実に98に達する。速攻無しでも次のターンにはパワー84で殴るのと同義。4回死んでなおおつりが来る凄まじさ。
- せっかくなので平行進化/Parallel Evolutionも使ってみよう。
緑3つを含む10マナは現実的ではないが、まかり間違うと3桁ダメージが見られることも。
- 読み方は「はじけるしのう」。子嚢とは、中に胞子が入っている袋のこと。
- ちゃっかりブラストダーム/Blastodermの背中にくっついていたりする。
- 同じネメシスのパララクスエンチャントサイクルと機能上の類似点が多い。