勇猛な反対派/Lionheart Maverick
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警戒持ちの1マナ1/1クリーチャー。パンプアップ能力も持っているが、コストが重すぎて起動は困難。警戒があっても1/1だと大抵の場合は役に立たない。
パンプアップできる状態なら防御プレイヤーにブロックをためらわせつつ、スルーされても警戒でブロッカーになる。理論上はそうなのだが、もちろん実際には上手くいかない。強化や回避能力の付加などとセットで警戒を活かす使い方が無難だろう。秘儀の教示/Arcane Teachingsは警戒との相性が良く、なかなか強力。
リミテッドではテンポが悪いため、これのためにマナを残すプレイングは避けるべきであるし、何か特別な事情がない限りデッキには入らない。後半、戦場が硬直していて10マナ出たりするならかなりの威圧感を得られるが、その場合は普通のファッティで十分。実際に複数回起動をすることも恐らく無いだろう。
- 珍しい「1マナの騎士」なので、ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge+生け贄に捧げる手段とのコンボに組み込むのに向いている。
- エルドラージ覚醒で隊商の随員/Caravan Escortや闘争の学び手/Student of Warfareが登場するまで1マナの騎士はAgent of Stromgaldとこれの2体のみ。
- フレイバー・テキストはこいつに対して投げかけられている言葉である、とする説も。
「反対派」という名前とマナのみ(つまり他人の助けなしに)強化できる能力からフレーバー的にはその可能性は低いが、プレイヤーから見れば他のカードの助けなしに使用できる代物ではないためそう言われても仕方ない。
お前の紋章は権力の象徴ではない。お前には数多くの助けが必要だというだけだ。お前一人で俺の刃にどう立ち向かうんだ、このギルドの鼠が?