解放された精神/Mind Unbound
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Mind Unbound / 解放された精神 (4)(青)(青)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、解放された精神の上に伝承(lore)カウンターを1個置き、その後、解放された精神の上に置かれている伝承カウンター1個につきカードを1枚引く。
毎ターン引く枚数が増えるドローエンジン。精神の渦/Psychic Vortexからペナルティがなくなり2マナ重くなった。
通常のドローに加えて引ける枚数が2枚、3枚、4枚と増えていき、5ターン後には計20枚のカードを引いていることになる。すさまじいカード・アドバンテージだが、ドローは強制であるためライブラリーアウトの危険も孕んでいる。
構築環境で単体使用だと6マナと重い割にすぐにはカードを引けないため、アドバンテージを活かす前にゲームが終わってしまう可能性もある。タイム・デストラクションを用いる、マナ加速から早めに戦場に出すなどの工夫は必要になるだろう。膨大に増えまくった手札を悪用する手段と組み合わせればいろいろと遊べる1枚。
リミテッドでは長引きやすくライブラリーの枚数が少ないためライブラリーアウトの危険が大きい。ピックするなら、帰化/Naturalizeなどの処分する手段や、不死の霊薬/Elixir of Immortalityのようなライブラリーを修復できるカードも同時に狙いたい。
- スタンダードで共存するミラディンの傷跡とイニストラードにはそれぞれ、手札の上限をなくすうえに大量ライフまで稼げるヴェンセールの日誌/Venser's Journal、ライブラリーアウトを勝利に変える研究室の偏執狂/Laboratory Maniacが存在するので、これらを組み合わせたデッキが組めるが、さすがにファンデッキレベルか。
- 日本語版のルール文章は「開放された精神の上にカウンターを置き~解放された精神の上にあるカウンターの数だけカードを引く」と誤植されている。
- R&D's Secret Lairが戦場に出ている場合、前半部分は「開放された精神」という名前のオブジェクトは存在しないため無視し、後半部分のカードを引くほうのみを通常通り処理する。つまり事前にカウンターを乗せておけばカードを引けるが、そうでなければ置物と化す。