グール

提供:MTG Wiki

1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

グール/Ghoul

廃止されたクリーチャー・タイプの1つ。 かつてグールだったのは食屍鬼/Scavenging GhoulKhabal Ghoul灰燼のグール/Ashen Ghoulの3体で、現在はいずれもゾンビに変更されている。

3体とも登場はかなり古く、しかもこの3体より後に登場したカード名に「Ghoul」とあるクリーチャーはクリーチャー・タイプがゾンビであったため、将来的にゾンビへ統合されると思われていた。 そしてまずは灰燼のグールがコールドスナップテーマデッキに収録される際に、次にKhabal GhoulがMasters Editionに収録される際にゾンビに変更された。 そして最後に残っていた食屍鬼も、2007年9月のクリーチャー・タイプ大変革の際にゾンビに変更され、グールは絶滅した。

グール(GhoulまたはGhul)とはアラブの民話に出てくる怪物で、人間の屍肉や場合によっては生きた人間を食べるとされている。 そのため、カード名では「食屍鬼」と訳さることが多く、さらにかつてグールだった3体はいずれも墓地にクリーチャーが置かれることによって誘発される能力や墓地にクリーチャーがいることによって起動できる能力を持っている。

  • また、食屍鬼とKhabal Ghoulの能力に共通しているのは、これらがに出る前に墓地に置かれたクリーチャーも数えることである。

そのため、全体除去の後にこれらを出してたくさんのカウンターを乗せることが可能。

ちなみに、グールの正体についてはゲームなどではゾンビの一種とされることが多く、マジックの世界でも上記のことからそうなっていると思われる。 だが、文献によると「ただの人食い人種である」となっていたり、さらには「吸血鬼に近い」「ジンの一種である」となっているものまである。

  • なお、実はグールは男性の方のみを指し、女性のグールはグーラ(GhoulahまたはGhulah)と言う。グールが醜悪な姿をしているのに対し、グーラは非常に美しい姿をしている。

関連カード

かつてクリーチャー・タイプがグールだったカード。

参考

MOBILE