ベナリア/Benalia
提供:MTG Wiki
ドメインズ/The Domainsはエローナ/Aerona西岸の平地を治める大帝国。 東方はハールーン山脈/Hurloon MountainsとKb'Briann Highlands(クブブライアン高地)、鉄爪山脈/Ironclaw Mountainsが連なり、南にダークウッド/Durkwood、南東の国境にはラノワール/Llanowarの森がある。また、北方沖には島国アヴナント/Avenantがあり、その東が蜜潮の海/Honeyed Seaである。
崩壊した軍事大国シオールタン帝国/Sheoltun Empireの地に、Torsten Von Ursus(トルステン・フォン・ウルサス)が建国し、その7人の副官(lieutenants)が補佐した。
トルステンの遺志(Lost Edict)を受けて、副官のそれぞれの氏族がベナリアを交代統治する身分制度が敷かれた。 ローズコット(Rosecot)、デニッツ(Deniz)、タームラ(Tarmula)、ターンセヴ(Ternsev)、キャパシェン(Capashen)、ジョーエヴ(Joryev)、クロガー(Croger)の七氏族があり、氏族は1年ごとに入れ替わりベナリアを統治する。その間、残り六氏族は国庫、海軍、陸軍などを分け持つ。
氏族階級とは別に「勇士/Hero」という階級が存在することもベナリアの文化の特徴。 これは氏族の入れ替わり制度に影響されることなく、世襲でも金でも獲得できない、実力によってのみ得られる戦士階級である。 ベナリア史上、最も有名な勇士はジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashenである。
天使の炎ガブリエル/Gabriel Angelfire信仰(これはトルステンの時代にまで遡ることができる)が盛んであり、天使の炎教会/The Church of Angelfireが有名。 シオールタン帝国時代でのエピティア/Epityrにおける反乱の記憶からセラ/Serra信仰は倦厭される傾向にある。
ファイレクシア/Phyrexia侵攻以前のベナリアの近年の歴史、およびその繁栄は、ローズコット氏族のタミラ(Tamira)の8月の主導の下によるものである。 4205ARにベナリアはファイレクシア侵略軍との戦争で激戦地となり壊滅することとなった。 ファイレクシアの侵攻からおよそ100年後、ベナリアの大聖堂の修復が始まったというニュースが遠くオタリア/Otaria大陸にまで伝わっている。
関連カード
- 天使の炎の十字軍/Angelfire Crusader
- ベナリアの騎兵/Benalish Cavalry
- ベナリアの使者/Benalish Emissary
- ベナリアの伝令/Benalish Heralds
- ベナリアの勇士/Benalish Hero
- ベナリアの歩兵部隊/Benalish Infantry
- ベナリアの騎士/Benalish Knight
- ベナリアの槍騎兵/Benalish Lancer
- ベナリアの宣教師/Benalish Missionary
- ベナリアのわな師/Benalish Trapper
- キャパシェンの騎士/Capashen Knight
- キャパシェンの権威/Capashen Standard
- キャパシェンの聖堂騎士団員/Capashen Templar
- キャパシェンの一角獣/Capashen Unicorn
- 天使の炎ガブリエル/Gabriel Angelfire
- ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen
- 武芸の達人/Master of Arms
参考
- ドメインズ/The Domains
- エローナ/Aerona
- Torsten Von Ursus(トルステン・フォン・ウルサス)
- ジェラード/Gerrard
- 「ベナリアの歴史(History of Benalia)」(建国からファイレクシア侵攻以前までの歴史)
- 「勇士の物語(The Hero's Tale)」(ある見習い勇士の手紙)
- インベイジョン・ブロック(ファイレクシア侵攻によるベナリア滅亡)
- 背景世界/ストーリー用語