固有色

提供:MTG Wiki

2011年4月14日 (木) 02:46時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

固有色/Color Identityは、統率者戦(EDH)にのみ用いられる概念。カードの固有色はそのカード自身の特性定義能力によって定義されたものも含む)に、そのカードのマナ・コストおよびルール文章に含まれるマナ・シンボルの色を加えたものである。

統率者戦では、統率者の固有色の一部でない固有色を持つカードをデッキに入れることはできない。

固有色の例

  • メムナーク/Memnarch無色だが、ルール文章にのマナ・シンボルを含むので、固有色は青である。
  • 放浪者ライズ/Rhys the Exiledであり、ルール文章にのマナ・シンボルを含むので、固有色は黒と緑である。
  • 幽霊火/Ghostfireは特定定義能力で無色と定義されているが、マナ・コストにのマナ・シンボルを含むので、固有色は赤である。
  • ギルド渡りの急使/Transguild Courierはマナ・コストにもルール文章にも色マナ・シンボルを含まないが、特性定義能力ですべての色と定義されているので、固有色は白と青と黒と赤と緑である。

過去のルール

固有色は2010年12月20日の統率者戦ルール改正で設けられた概念であり、改正前は「統率者のマナ・コストに含まれないマナ・シンボルを持つカードを入れることができない」というルールであった。

旧ルールでは、自身の色と異なる色のマナ・シンボルを含む伝説のクリーチャーDaughter of Autumnヘイヴンウッドのセロン/Thelon of Havenwood鉄のゴーレム、ボッシュ/Bosh, Iron Golemメムナーク/Memnarch放浪者ライズ/Rhys the Exiled)を統率者に指定すると、その統率者のマナ・シンボル制限によって統率者自身が不正なカードとなってしまう問題があった。ルールを厳密に解釈すると統率者に指定できないことになるが、グループによっては特別にこれらのカードを統率者に指定したり、その異なる色のマナ・シンボルを含むカードをデッキに入れたりすることを許可されることも少なくなかった。

参考

MOBILE