引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
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伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
この呪文は打ち消されない。
あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
飛行、プロテクション(1色以上の呪文)、滅殺6
引き裂かれし永劫、エムラクールがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
変則的なプロテクションを持つエルドラージ。 プロテクション(有色の呪文)は、大祖始/Progenitusが持つプロテクション(すべて)と同等では無い。献身的な世話人/Devoted Caretakerのプロテクション(インスタント)、プロテクション(ソーサリー)を同時に受けている状態に近い。 除去耐性としての信頼性は高いが、呪文ではない能力には弱く。タッパーなどシステムクリーチャーに弱いファッティとしてよくある弱点がある。
エンチャント(オーラ)呪文は対象をとるので耐性があるが、忘却の輪/Oblivion Ringなど全体エンチャントとして場に出た後の能力には無効。 ただしオーラが呪文以外の方法で直接エムラクールにエンチャントすることは可能である。これ以上強化する必要は無いと思われるが装備品のほうがオーラよりつけることは容易。
回避能力としてのプロテクションが機能しておらず、ほぼ飛行のみ。
素出しできれば打ち消されない上に追加1ターンで実質速攻持ちという頼もしい能力が付いているが何より重過ぎるし、リアニメイトなどでコストを踏み倒すには最後の能力が邪魔をしてくる。 仮に2ターン目に殴れたとしても相手のパーマネントがそろっていないので滅殺より手札破壊を持つクリーチャーのほうが反撃の芽を摘むとしては適役だろう。
どの能力もゲームを速やかに決めることが可能だが自身でジレンマを引き起こし使い憎い事が欠点か。
関連カード
サイクル
エルドラージ覚醒の神話レアの伝説のエルドラージ・クリーチャー・サイクル。いずれも無色で、唱えたときに誘発する誘発型能力と、墓地に置かれたときに墓地をライブラリーに加えて切り直す誘発型能力を持つ。
- 真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth
- 引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
- 無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre