重なり合う地形/Overlaid Terrain

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2009年8月3日 (月) 23:34時点におけるヴぁ (トーク | 投稿記録)による版
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一旦すべての土地を失ってしまうが、その後出す土地はすべて2マナ出せるようになる。

他の追加でマナを出せるようになるエンチャント過ぎたる実り/Overabundance春の鼓動/Heartbeat of Springなど)とは異なり、相手には影響しない。しかもは選べるし、通常通りにマナを出すこともできるので余計なマナが出ることも少ない。破格のデメリットだけあって、効果はなかなかのものである。

当然デメリットを何とかする必要はある。壌土からの生命/Life from the Loamで回収したり、世界のるつぼ/Crucible of Worldsで出し直すなど、様々な方法がある。また次元の誕生/Planar Birthなら、基本土地限定だが一気に戦場に戻せる。次元の誕生は、重なり合う地形があれば土地1つで唱えられるので、その点で見ても相性がよい。

土地をあまり並べず、が有するマナ・クリーチャーが生み出すマナから唱えるのも手。ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesなり極楽鳥/Birds of Paradiseなりで加速してやれば失う土地は2枚程度で済むし、リカバリーも手札に温存した土地で手際良く行えるだろう。

出したマナの使い道もいろいろ。例えば、パリンクロン/Palinchronを利用した無限マナなど。

関連カード

マスクス・ブロックの、一旦特定の全てのリソースを失うカード。

ストーリー

重なり合う地形/Overlaid Terrainラース/Rathの装置によって、ラースの一部が別の次元と重なり合い転移する光景である(イラスト)。転移装置を用いることで、ラースから部隊や物資を直接送り込んだり、別の次元から捕虜や資源を奪ったりでき、再び繋がりを切って元に戻すこともできる。装置の制御には高い精神能力が必要であり、目標地の正確な情報を記憶していなければならない。

この次元転移(transference)はネメシス以前から登場していて、小説Bloodlinesではダヴォール/Davvolが不完全な状態の装置にもかかわらず何度も成功させ、ベナリア/Benaliaケルド/Keldヤヴィマヤ/Yavimayaを調査および襲撃した。4205ARにはラース全体をドミナリア/Dominariaに重なり合わせる「ラースの次元被覆/Rathi Overlay」がクロウヴァクス/Crovaxの手で完遂された。このカードは特にその際の様子をカード化したものである。

参考

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