レッドゾーン

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2009年1月7日 (水) 23:22時点における高潮の (トーク | 投稿記録)による版
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レッドゾーン(Red-Zone)(デッキ)

プロツアーシカゴ00フォーマット第6版マスクス・ブロックインベイジョンスタンダード)においてBrian Kibler(ブライアン・キブラー)が使用したデッキの名前。デッキタイプとしてはブラストゲドンにあたる。ファイアーズリベリオンといったマナを伸ばす戦略を採りながら打ち消し呪文を持たないデッキが幅を利かせる中、大型クリーチャー+ハルマゲドン/Armageddonという昔ながらの戦略で3位入賞を果たした。



クリーチャー同士の殴り合いを見越して煽動するものリース/Rith, the Awakenerをメインに積み、サイドボードにはアルマジロの外套/Armadillo Cloakを4枚用意している。リベリオンに対するサーボの命令/Tsabo's Decree野火/Flashfires、青白コントロールに対するカヴーのカメレオン/Kavu Chameleon抹消/Obliterate、とメタゲームを的確に読んだサイドボードとなっている。

きわめてマナベースがタイトなデッキで、リシャーダの港/Rishadan Port全盛期に真鍮の都/City of Brassを4枚入れていたり、にもかかわらず自身もリシャーダの港を4枚入れていたりする。サイドボードのサーボの命令に至っては、真鍮の都4枚と極楽鳥/Birds of Paradise4枚のたった8枚の黒マナソースからプレイする構成になっていた。Zvi Mowshowitz(ズヴィ・モーショヴィッツ)は自身の記事「My Fires」の中でこのサーボの命令に触れて、「これは無理をしすぎのように私には思われるが、どうやら上手くいっていたようだ」と書いている。PTシカゴ00の準々決勝で、モーショヴィッツはキブラーに敗れている。

2001年4月、基本セットが第7版に入れ替わったときにハルマゲドンが再録されなかったため、デッキとしての命運は絶たれた。大きな大会での活躍はPTシカゴ00が最初で最後である。

参考

レッドゾーン2K2(Red-Zone 2K2)(デッキ)

Magic Colonyのうちブライアン・キブラーを含むメンバー5人が、世界選手権02に持ち込んだスタンダードデッキの名前。フォーマットは第7版+インベイジョン・ブロックオデッセイ・ブロック。オリジナルのレッド・ゾーンとはメインの3色(緑白赤)が同じで、マナ加速からファッティを連打する勝ちパターンを持っていることまでは共通しているが、カードプールが大きく変わっているためそれ以外のスロットは殆ど入れ替わっている。



ジャッジメントから早速藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper栄光/Gloryといったカードを採用し、一方当時の超定番クリーチャー火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuも4枚積む、という具合に3色のパワーカードを詰め込んでいる。そのうえ生ける願い/Living Wishを用いたシルバーバレット戦術を採用するなど欲張りな構成のデッキだが、世界選手権02においては使用した5人のプレイヤーが6戦ずつして15勝15敗という平凡な成績に終わった。勝つべきデッキとして調整していた筈のサイカトグにも2勝4敗と負け越している。キブラーも最終成績では11位に入っているが、スタンダードの成績は3勝3敗止まりだった。

デッキリストWorld Championship Decks 2002を参照のこと。

  • 「2K2」は「2002」を意味する。

参考

レッドゾーン/Redzone(用語)

戦闘に参加しているクリーチャーを置く場所のこと。

参考

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