クロヴの吸血鬼/Krovikan Vampire
提供:MTG Wiki
マジックでは珍しいタイプの吸血鬼。他の吸血鬼と違い大きくなることは無いが、代わりに血を吸った(ダメージを与えた)クリーチャーを操ることができるというイメージのクリーチャー。
ただ、これより小さいクリーチャーはこのカードが居るとブロックあるいは攻撃してくれないだろうし、これより大きいクリーチャーはこいつが死んでしまうためなかなか使いどころが無い。
ダメージは戦闘ダメージに限らないので、こいつをティム化して他の方法で除去する、などの手段でもコントロールを奪うことが可能。
- アイスエイジに日本語版は無いが、ホビージャパンの日本語発売6周年記念キャンペーンで日本語版を入手できた。
- 後に登場した魂の収集家/Soul Collectorはこれの上位互換。こちらは向こうに比べ、戦場を離れると奪ったクリーチャーを失い、飛行や変異を持っていない上、タフネスも1低い。飛行が無いためブロックされやすいというのはこの能力にとって利点なのかもしれないが。
- 熾天使/Seraphや卑劣漢の大鎌/Scythe of the Wretchedもこれに近い能力を持っている。
- 基本セット2010以前は、呪われたクロウヴァクス/Crovax the Cursedと並んで飛行を持たない珍しい吸血鬼であり、その呪われたクロウヴァクスも自力で飛行を得られるので、自力で飛ばない唯一の吸血鬼であった。しかし、吸血鬼が黒のテーマとして取り合げられたゼンディカーでは飛行を持たない吸血鬼が多数登場し、その点での珍しさは失っている。
- 同じように、血を吸った相手を配下に加えるというフレーバーを持つカードにゲトの血の長、カリタス/Kalitas, Bloodchief of Ghetが存在する。