極楽鳥/Birds of Paradise
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マジックの黎明期から存在する緑のマナ・クリーチャー。『第1版』に収録されて以来、ほとんどの基本セットに収録されており、現在ではマナ・クリーチャーの象徴的なカードとなっている。
英名"Bird of Paradise"から、通称はバッパラ、バーパラなど。
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概要
パワーが0であるため戦闘には向かないが、1マナでプレイでき、好きな色のマナ1点を生み出すことができるため、序盤のマナ加速や緑を中心とする多色デッキのマナ・ベースを安定させる上で、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》と並んで欠かせない存在となっている。
『第1版』に収録されて以来、ほとんどの基本セットに収録され続けているが、唯一『第9版』では除外されている。これは当時のウィザーズ社に「基本セットに《極楽鳥》と《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》の両方を収録すべきでない」という見解があったためであるが、両者が同じ環境にあること自体は問題視されておらず、直後に発売された『ラヴニカ:ギルドの都』には収録された(むしろこの再録を前提とした除外であったといえる)。また、このとき初めて《極楽鳥》にフレイバー・テキストが与えられた。しかし、続く『第10版』には両方が収録されている。
パワーこそ0であるものの、飛行を持っているため、攻撃が通った時点で《巨大化/Giant Growth》や《ブランチウッドの鎧/Blanchwood Armor》で強化されたり、忍術のタネになったりする場合もあるため、防御プレイヤーは注意する必要がある。緑は飛行が苦手な色であるため、「1マナでペナルティのない飛行クリーチャー」というだけでも貴重な存在といえるかもしれない。
イラスト
『第1版』から『第6版』まで使われていたイラスト(⇒画像)は、もともと《Tropical Island》のために描かれたものであったが、島よりも鳥の方が目立っていたため、土地のイラストとしては没となった。《極楽鳥》はこのイラストの印象に合わせてデザインされたものである。
その他
『第6版』でクリーチャー・タイプが与えられるまで、このクリーチャーは「マナ・バードの召喚」であった。このため、古くからのプレイヤーはこのカードを「マナバード」と呼ぶこともある。
参考
収録セット
- カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都 - レア
- カード個別評価:第10版 - レア
- カード個別評価:第8版 - レア
- カード個別評価:第7版 - レア
- カード個別評価:第6版 - レア
- カード個別評価:第5版 - レア
- カード個別評価:第4版 - レア
- カード個別評価:リバイズド - レア
- カード個別評価:アンリミテッド - レア