エルキンの壷/Elkin Bottle
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Elkin Bottle / エルキンの壷 (3)
アーティファクト
アーティファクト
(3),(T):あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたの次のアップキープの開始時まで、あなたはこのカードをプレイしてもよい。
カードをドローしないものの、ドローのような効果を生むアーティファクト。つまりドローはしていないが、手札同様に使えるカードが1枚増える。
普通のドローとは異なり、これによって持ってきたカードは次のターンまでに使わないと墓地行きなので、コントロール系などの「手札を使うタイミングを選ぶ」デッキには向かない。
逆に引いたカードをがんがん使っていくデッキならあまりデメリットにならず、むしろジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeよりも全体に一回り軽い分使いやすい。実際、当時のビートダウン型デッキではしばしば投入されていた。
- 第5版再録時テキストが変更され、取り除かれたカードをプレイせずにいたら墓地送りになっていた。その後2008年7月にエラッタが出され、現在はアイスエイジ版のテキストに戻り、ゲームから取り除かれるようになっている。
- カード名はKlein Bottle(クラインの壷)のアナグラムであり、イラストもそれが描かれている。
関連カード
のちにいくつかのバリエーションが作られている。
- 三つの願い/Three Wishes(インスタント、次のアップキープまで使える、3枚のドローもどき)
- 天駆ける隊商/Aerial Caravan(クリーチャーの能力、ターンエンドまででかつ使わないと永遠にゲーム外)
- 火想者の高巣、ニヴィックス/Nivix, Aerie of the Firemind(土地。インスタントかソーサリーのみ)
だいぶ性格は違うが、未来予知/Future Sightもこれの子孫といってよさそう(デッキの最上段が常に使える。かなりパワーアップのバリエーション)。