ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher

提供:MTG Wiki

2024年11月17日 (日) 13:37時点における126.253.174.6 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Goblin Charbelcher / ゴブリンの放火砲 (4)
アーティファクト

(3),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。あなたのライブラリーを、土地カードが公開されるまで上から1枚ずつ公開する。ゴブリンの放火砲はこれにより公開された土地でないカードの数に等しい点数のダメージをそれに与える。もし公開されたカードが山(Mountain)であるなら、ゴブリンの放火砲は代わりに2倍のダメージを与える。公開されたカードを、望む順番であなたのライブラリーの一番下に置く。


WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。

ミラディン産の強力アーティファクトの一つ。

場に残り継続的に使える無色火力カードだが、ダメージライブラリーから連続してめくれた土地でないカードの分だけの値となる。さらにが当たると威力が2倍になるが、いきなり土地がめくれると0ダメージで終わってしまう。ゴブリンの名を持つだけありギャンブル要素のあるカードと言える。

主に、呪文やデッキの構造自体によってライブラリーから土地を排除し、常に最大威力で運用し一撃KOを狙う専用コンボデッキで使われる。

継続的火力として見ると、起動コストは常識的である一方、中長期戦用デッキではライブラリー内の土地枚数が増え、ダメージ期待値が下がってしまう。構築ではこの使い方での大きな活躍は見られていないが、リミテッドでは充分有力だった。

フォーマット別デッキ構築例

スタンダード
スタンダードでは、変幻の杖/Proteus Staffおよび急報/Raise the Alarmと組み合わせて利用されていた。また、土地が山/Mountain数枚しか入っていないバージョンもあった。アイアンワークスの決戦兵器としても使われる。
エクステンデッド
エクステンデッドでは、マナ切り離し/Mana Severanceとのコンボが有名だった。→マナベルチャー
ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiterとのコンボも有名で、ゴブヴァンテージに組み込まれた(が、ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter禁止されたのでエクステンデッドでは実現不可能に)。
エターナル
エターナルでは、デッキに土地を2枚程度しか入れず、起動すればほぼ確実にゲームが終了するフィニッシャーとして用いられる。→Charbelcher

ルール

  • これで土地カードを公開することなくライブラリーが全てめくれたなら、その時点で公開は終了し、公開したカードの枚数に等しいダメージ対象与えられる。
  • これで公開を始めたら、能力の解決が開始しているので、打ち消すことも対応して何かすることもできない。トラブルにならないように、きちんと解決を始めてよいか確認すること。

参考

MOBILE