街裂きの暴君/Town-Razer Tyrant
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MTGアリーナ専用カード
Town-Razer Tyrant / 街裂きの暴君 (2)(赤)(赤)クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
街裂きの暴君が戦場に出たとき、あなたがコントロールしておらず基本でない土地1つを対象とする。それはマナ能力でないすべての能力を失い、「あなたの終了ステップの開始時に、あなたがこれを生け贄に捧げないかぎり、このパーマネントはあなたに2点のダメージを与える。」を得る。
アーティスト:Daniel Romanovsky
ETBで基本でない土地を燃やし、焼かれ続けるか土地を放棄するかの二択を迫る暴君的ドラゴン。
4マナ4/4飛行と素のスペックだけでも優秀。土地破壊として見ると相手に選択権のある効果であるため確実性にはやや欠けるが、近年の土地破壊カードの相場が4マナであることを考えると4マナ相当のクリーチャーについてくる能力としては破格と言える。生け贄に捧げなかった場合の2点ダメージもこれ自身が飛行でライフを削りやすいことを考えるとなかなか馬鹿にならない損害となる。燃やされた土地はマナ能力以外の能力を失うため、ミシュラランドのような強力な非マナ能力を持つ土地に対してなら確実に対処できるのも強み。
土地破壊カードの定石通り、より早いターンで使用するほどゲームへの影響力が増す。アルケミー:イニストラードでは恐るべき仔竜/Fearsome Whelpという最高の相方が同時実装されており、また登場時のアルケミーには隠棲した絵描き、カレイン/Kalain, Reclusive Painterや裕福な亭主/Prosperous Innkeeperといった確実性の高い2マナ→4マナへのジャンプ手段が存在しているため、カードプールに恵まれていると言える。
- 街裂きの暴君を2体出すなどして1つの土地にこの誘発型能力を2回適用させても、2回目の能力で最初に与えた能力が失われるので、結果は1回の場合と変わらない。
- 類似カードに12年前の黒曜石の火心/Obsidian Fireheartがある。そちらはコストが重くダメージも低いが、任意に放棄されない。
- 挙動自体はテーブルトップでも可能なデザイン。高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deedsのようにカウンターを用いる形にすれば記憶問題の心配もいらなくなる。
- 当初の英語名は「Town-razer」とRが小文字になっていたが、現在は大文字に変更されている。[2]
再調整
実装時のテキストは以下の通り。
旧オラクル
Town-razer Tyrant / 街裂きの暴君 (2)(赤)(赤)クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
街裂きの暴君が戦場に出たとき、あなたがコントロールしていない土地1つを対象とする。それはマナ能力でないすべての能力を失い、「あなたのアップキープの開始時に、あなたがこれを生け贄に捧げないかぎり、このパーマネントはあなたに2点のダメージを与える。」を得る。
2022年1月27日の再調整で、基本土地が対象にできなくなる下方修正を受けた[3]。
基本土地を出すことで、多色デッキがこのカードから特定の色マナを守れる機会を得られるようにするための変更である。
旧オラクル
Town-Razer Tyrant / 街裂きの暴君 (2)(赤)(赤)クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
街裂きの暴君が戦場に出たとき、あなたがコントロールしておらず基本でない土地1つを対象とする。それはマナ能力でないすべての能力を失い、「あなたのアップキープの開始時に、あなたがこれを生け贄に捧げないかぎり、このパーマネントはあなたに2点のダメージを与える。」を得る。
2022年2月24日の再調整で、土地の能力の誘発タイミングがアップキープから現在の終了ステップの開始時に変更された[4]。ソーサリー・タイミングで動くデッキを必要以上に押さえつけているためダメージか生け贄かの前にマナを自由に使用できる余地を残すよう変更された。
脚注
- ↑ Designing for Alchemy/アルケミー向けデザイン(Magic Digital 2021年12月8日 David Humpherys著)
- ↑ Patch Notes - 2021.12.80/MTGアリーナ:パッチノート 2021.12.80
- ↑ Alchemy Rebalancing for January 27, 2022/2022年1月27日 アルケミー再調整告知(Daily MTG 2022年1月25日)
- ↑ Alchemy Rebalancing for February 24, 2022/2022年2月24日 アルケミー再調整告知(Daily MTG 2022年2月23日)