トレイリア/Tolaria

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2024年1月14日 (日) 21:05時点におけるUssu (トーク | 投稿記録)による版
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トレイリア/Tolariaは、ジャムーラ/Jamuraa大陸のはるか西にある、絶海の孤島。常に深い霧で覆われ、また激しい潮流や周辺に生息する海蛇によって、海上から近づくのは困難。その上周囲の時空間は大きく歪んでいると言われる。それにもかかわらず、「トレイリアにはブラック・ロータス/Black Lotus咲き誇る谷がある」という伝説に惹かれてトレイリアを目指す(そして二度と帰ってこない)ものが後を絶たないという。

水夫たちの間の神話によると、過去には莫大な富を蓄えた島であったが、あるとき起きた途方も無い大災害の結果、滅びの霧に覆われて永遠に失われたという。トレイリアを訪れようとした水夫もいるが、その結果帰ってこなかったもの、記憶を失って帰ってきたもの、数時間消えた後何十歳も年を取って帰ってきたもの ― と様々な物語が生まれた。

これらの神話の本当の所は、ウルザ/Urzaが作ったアカデミー/Academyのなれの果てである。3285年に開校されたトレイリア学院は、世界各地から優秀な少年少女を集め、来るべきファイレクシア/Phyrexiaの侵略に備えるスタッフとして育てようというウルザの目論見で作られた。秘密を守るため、絶海の孤島トレイリアが選ばれたのである。

この計画は、ウルザがトレイリアで行っていた時空逆行実験で破綻する。ウルザは過去にファイレクシアを撃退したスラン帝国から対策を学ぶため、時間を遡る研究をしていたのだ。しかし、ふとした偶然からファイレクシアの工作員ケリックが学院に潜入、襲撃を受け学院は修羅場と化す。この襲撃を阻止するためにカーン/Karnが襲撃の直前に送り込まれる。そして事前に警告を発すことで過去を変えることには成功する。しかしタイムマシンは負荷に耐え切れず暴走、大爆発を起こしてトレイリア周囲の時空間は乱れ、生徒や教師たちのほとんどが死亡した。

ファイレクシアの侵略が始まると、時空間が混乱しているためにファイレクシア軍に発見されにくいという特性を生かし、ドミナリア連合の本陣となった。しかし、娘の死で怒り狂ったバリン/Barrinの行動によりトレイリアはファイレクシア軍に発見され、大艦隊が押し寄せた。ファイレクシア艦隊が集結した所で、バリンは抹消呪文を唱え、ファイレクシア軍もろともトレイリアを消滅させた。

このような度重なる大魔法の使用によって、旧アカデミーは島ごと海底に沈んで忘れ去られ、トレイリア一帯には修復不能なほど巨大な時の裂け目/Time Riftが生まれてしまった。これを修復するため、ウルザのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを受け継いだカーンはAR46世紀から時間遡行を決行。バリンが抹消呪文を使用する直前にウルザの灯を用いて時の裂け目を修復する。

インベイジョン・ブロックから数百年後(centuries later)の現在は、旧アカデミー跡地から見て北西の島に新たなアカデミーが建てられ、学び舎として栄えている。

  • 4種類もの土地カードとして取り上げられている場所。

登場カード

カード名に登場

参考

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