待ち伏せ司令官/Ambush Commander
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Ambush Commander / 待ち伏せ司令官 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf)
クリーチャー — エルフ(Elf)
あなたがコントロールする森(Forest)は、緑の1/1のエルフ(Elf)・クリーチャーである。それは土地でもある。
(1)(緑),エルフを1体生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/+3の修整を受ける。
軽いクリーチャーが多いエルフの中では5マナと重めのエルフ。自分の森をすべてエルフにしてしまうとともに、エルフを生け贄にクリーチャー強化までできる。
部族カードが豊富に存在するエルフならば、エルフの数を一気に増やせる能力の使い道は多い。頓着無き者/Heedless Oneを一気に巨大にできるほか、森林守りのエルフ/Timberwatch Elfの強化量を大きく底上げしたり、エルフの案内/Elvish Guidanceで膨大なマナを出してX火力につなげたりなど、様々なコンボが考えられる。
しかし良い所で除去やバウンスで対処されると大きく計算を狂わされる危険性がある。また、全体除去で土地ごと壊滅的な被害を受ける可能性も想定する必要がある。後者は自身を能力で生け贄に捧げたりワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbioteでバウンスしたりすることで被害を軽減することもできるが、いずれにしろ大きなリスクを抱えた両極端なクリーチャーである。
安全策を取るなら起動コストと合わせて7マナかかってしまう上に、当時の構築環境は蔓延/Infestやめった切り/Slice and Diceがバンバン飛び交う状況だったため、活躍は難しかった。同時代の多くの部族カード同様、強力な全体除去を乗り越えられなかった残念なカード。
- 包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commanderと対になっている。そちらはトークン型なので危険が少なく、活躍の場もこちらより格段に多かった。
- エルフvsゴブリンに両者とも収録された。それぞれ新規イラストが与えられ、構図も対になっている(待ち伏せ司令官の新規イラスト/包囲攻撃の司令官の新規イラスト)。