森を護る者/Sylvan Safekeeper
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土地の生け贄によって、自軍クリーチャーに被覆を付与できるクリーチャー。
起動マナ不要かつ自身も除去から守れるのでルーンの母/Mother of Runesに似た機能だが、戦場に着地して即が起動可能な即応性が利点。とは言え、序盤からあまり連発していると身動きが出来なくなるので起動しどころには慎重になる必要がある。コンボに用いるクリーチャーをコンボパーツが揃うまでの間だけ守りきるにはもってこい。いざというときに強引にスレッショルドを達成させることができるのも重要で、土を食うもの/Terravoreを一気にパンプアップさせてフィニッシュさせるなど墓地の土地を活用するデッキへの適正が高い。
レガシーのヘックスメイジ・デプスではマリット・レイジ/Marit Lageを対象を取るバウンスや追放除去から護るために使われる。ついでにこれ自身を避雷針として布告対策にもなる。スリヴァー型ハルクフラッシュで、スリヴァー達を除去から護るために引っ張ってこられるケースもあった。
- ジャッジメントに収録されたインビテーショナルカード。デュエリスト・インビテーショナル1997優勝者Olle Rådeによってデザインされた。この時期に作られたのは、当時優勝者の副賞としてカードデザインが確立していなかったため。
- 単体ではなかなか強力なカードだったが、オデッセイ・ブロックにはエルフがいなかったためかクリーチャー・タイプがウィザードだった。そのため次のオンスロート・ブロックで部族シナジーが受けにくくなってしまいスタンダードではあまり目立てなかった。強いのに色々と不運なクリーチャーの1体。
- その後、2007年9月サブタイプ変更によって人間のクリーチャー・タイプを与えられた。ジャッジメント版のイラストではエルフのようにも見えるのだが、波止場の用心棒/Waterfront Bouncerのように部族的な面での強化は得られなかった模様。
- 正確には「森内を安全に保つ者」の意味である。つまり、森にいる者を危険から守るのが役割であり、能力と一致する。この日本語訳では、「森を護るはずが森を生け贄にするのか?」という疑問が出てしまうためあまり適切ではないかもしれない。
- 統率者2014に新規イラストで収録された。