統一の詩人、ファートリ/Huatli, Poet of Unity

提供:MTG Wiki

2024年2月7日 (水) 03:55時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Huatli, Poet of Unity / 統一の詩人、ファートリ (2)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior) バード(Bard)

統一の詩人、ファートリが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
(3)(赤/白)(赤/白):これを追放する。その後、これをオーナーのコントロール下で変身させた状態で戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。

2/3
Roar of the Fifth People / 五代目の咆哮
〔緑/白/赤〕 エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IVの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 緑の3/3の恐竜(Dinosaur)クリーチャー・トークン2体を生成する。
II ― 五代目の咆哮は「あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは『(T):(赤)か(緑)か(白)を加える。』を持つ。」を得る。
III ― あなたのライブラリーから恐竜カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
IV ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべての恐竜は二段攻撃とトランプルを得る。


プレインズウォーカーではなくなったファートリ/Huatli起動型能力により変身する両面カードで、第1面基本土地サーチを行う伝説の人間戦士バード第2面恐竜をサポートする英雄譚

クリーチャーとしてはほぼ護民官の道探し/Civic Wayfinderタフネスが上がった代わりに伝説のクリーチャーとなった形。神話レアとしては少々地味ながら、逆に言うとリミテッドでは複数同時にピックできる確率が低くなるため、第1面の時点でも実質的に護民官の道探しと同様、デッキを安定させながら小型クリーチャーを展開できるバランスの取れたカードとして採用できる。

構築においては、この手の安定性を高めるためのカードは複数積みたいパターンも多く、レジェンド・ルールに引っかかる点がデメリットになりやすい。単に土地をサーチするだけであれば、登場時のスタンダードの範囲でも他にも選択肢が存在するので、基本的には英雄譚の運用も前提に採用する形となるだろう。恐竜のタイプ的シナジーに組み込んでおくと、デッキの安定と展開力、そして爆発力を確保してくれる手堅い選択肢に。本人が恐竜でないので、恩恵を共有できない点は一応忘れずに。また、単に1枚挿すだけなら伝説性はデメリットになりづらいので、恐竜とは関係無いデッキに他の土地サーチ手段と1枚入れ替える形で採用しておく、なんて芸当も可能。

英雄譚としての性能は前述の通り、恐竜とのシナジーが特徴。

I-
恐竜・トークン生成。第1面が不在になることで減った頭数を早々に補填しつつ、1体分のおまけもついてくる。
サイズ中堅クリーチャー相当のため、変身できる頃にも睨み合いを補強しつつ、コンバット・トリックを組み合わせるなどすればフィニッシャーになる可能性も。
II-
あなたのクリーチャーをマナ・クリーチャー化。出せるのは赤マナ白マナ緑マナのみだが、わざわざこれを採用している以上、大抵はその3色に収まったデッキだろうから気になるまい。
そのターン中のみならず、これが戦場にある限り持続してくれるのもポイントで、またこの章については恐竜に限定されていないので、リミテッドでも腐る心配が小さい。
III-
恐竜のサーチ。シンプルにカード・アドバンテージを稼げる。第Ⅳ章も考慮すると、出来るだけ持ってきた恐竜はそのターンの間に出しておきたい。
第Ⅱ章までで、除去を受けていない限りは2体のマナ・クリーチャーが出ている筈だし、これ自体の変身にそもそも5マナかかるため、マナ総量に過度の心配は不要だろう。
IV-
恐竜に二段攻撃トランプルを付与。一気に突破力を向上させてくれる。恐竜には中型以上のクリーチャーが多いので、一定以上並べている状況で誘発すればエンドカードに。
ただし変身に5マナかかり、更に第Ⅳ章ということを考えるとこれに過度に依存するのは得策とは言えない。あくまで手詰まりを解決してくれる最終手段として想定しておいた方が良い。

関連カード

ストーリー

プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを失ったファートリ/Huatli

アルタ・トレゾン/Alta Torrezonへの侵攻を望む祖国に心を痛めている。

詳細はファートリ/Huatliを参照。

参考

MOBILE