ラクシャーサ/Rakshasa
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ラクシャーサ/Rakshasaはクリーチャーの種族の一つ。猫のデーモン/Cat-demon(イラスト)で、タルキール/Tarkirに棲息する。
高い代価を払えば、大いなる力を提供する悪魔。彼らと最初に取引を行った氏族/Clanはスゥルタイ群/The Sultai Broodであり、一部のラクシャーサはスゥルタイの一員となっている。サルカン・ヴォル/Sarkhan Volによる歴史改変後はシルムガル氏族/The Silumgar clanにその身を置き、龍とは不穏な休戦状態にある。
ラクシャーサは非常に攻撃的かつ危険な魔術を振るう。彼らの暗黒と強力な霊が渦巻く魔術は、広い範囲の土地を荒廃させる、もしくは軍勢一つを塵と化す類のものである。彼らは都市を飲み込み軍隊を貪る、ホラーや忌まわしき者を召喚することができる。
彼らはシディークー/Sidikurと呼ばれるデーモンを使役する術を持っているが、他の種族にシディークーを喚び出す呪文を伝授することはあっても束縛する呪文は教えない。そうすることによって、考えなしにシディークーを召喚し手に負えなくなった魔道士に黄金を支払わせるのだ。
- モチーフはヒンドゥー教の鬼神ラークシャサ(Rākṣasa)、およびそれに由来するダンジョンズ&ドラゴンズのモンスター、ラークシャサ(Rakshasa)だろう。前者は仏教にも伝わっており、日本では羅刹天、もしくは単に羅刹と呼ばれる。後者はトラやクロヒョウの頭部を持つ邪悪な魔族である。
- 後者はダンジョンズ&ドラゴンズとのコラボでカード化された市場の元締め、マハディ/Mahadi, Emporium Masterが該当する。
- 日本ではテレビゲーム女神転生シリーズの誤植の影響で「ラクシャーサ」という誤った表記も広く使われている。訳語としてそちらを用いたのがミスなのか意図的なものなのかは不明である。
- 音も字面も、おまけに猫であるキャラクターのラクシャ/Rakshaとそっくりで紛らわしい。
ゲームでの特徴
猫とデーモンのクリーチャー・タイプを持つ。いずれも黒を含む。
参考
- Planeswalker's Guide to Khans of Tarkir, Part 1/プレインズウォーカーのための『タルキール覇王譚』案内 その1(Daily MTG、Uncharted Realms、文:The Magic Creative Team、訳:若月繭子、2014年9月3日)
- Planeswalker's Guide to Dragons of Tarkir, Part 1/プレインズウォーカーのための『タルキール龍紀伝』案内 その1(同上、2015年3月11日 )
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