コズミューム/Cosmium

提供:MTG Wiki

2023年12月7日 (木) 04:12時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

コズミューム/Cosmiumは、イクサラン/Ixalanに存在する鉱物。

目次

概要

イクサランの地下洞窟と中心核/The Coreで産出される桃色の鉱物(画像、トロッコ内の鉱物)。鉱脈や空隙、塊状などの形で産出される。

コズミュームは中心核の太陽チミル/Chimilによって、暗夜戦争/The Night Warの最中にもたらされたものである。オルテカ/Oltecの科学者によれば、それは女神チミルの生命の本質に結びついたもので、彼女の血や魂に相当するものであると結論づけている。チミルはこの件について何も語っておらず、チミルを覆う殻が砕かれる際にかのすすり泣く星がコズミュームを血のように流したという伝承が残るのみである。その起源から、コズミュームは中心核から離れるほど分布密度が低下する。

利用

採掘または抽出し精製した後に塗布することで、それが有機物か無機物を問わず、対象に存在する・あるいは注入されている魔法の特性を強化することができる。精製されたコズミュームは魔法のための電池・導管・投影機として使うのが最適であるとされる。その力は無尽蔵で、出力は使用者の力量および適用される対象によってのみ制限される。

多くの文化において、コズミュームは武具の表面処理や象嵌として用いられている。そして誰もがすぐさま、その品物の耐久性の向上や既存の機能を強化することに気づいている。コズミューム製の、あるいはコズミュームを施した剣の切れ味は決して鈍らない。コズミュームを散りばめた、あるいは塗布した胸当ては砲弾の直撃にも耐える。コズミューム塗料で保護されたドリルはどんな岩をも削る等々。

オルテカ

イクサランの歴史上初めてコズミュームに触れたオルテカ/Oltecは、その文明レベルを飛躍的に向上させた。

オルテカの成人の儀式では、コズミューム塗料を用いた刺青を施すのが一般的である。これはチミルの賜物を自らの身体に蓄えるという宗教的意味があり、寿命の延伸、健康増進、魔法への親和性の向上、その他超人的な身体機能の獲得などの効果もある。刺青のために用いられるコズミュームは、成人となった若者が自ら集めることとなる。

そのほか、ノーム/Gnomeの動力源やムトゥティクの塔/The Mututik Towersによる通信のためにも用いられている。

鉄面連合

新ファイレクシア戦争の終結後、鉄面連合/The Brazen Coalitionはイクサラン大陸からコズミュームを発見し、採掘と抽出の事業が盛んになった。これは連合に産業と貿易の好景気をもたらし、またイクサラン大陸におけるコズミュームの採掘許可を認可する唯一の組織として彼らの力を向上させることに繋がった。個人経営のコズミューム探鉱者もまた、連合の保証書が鉄面連合とその他の人々からの庇護になると理解した。

その他の勢力

鉄面連合以外の地上勢力もコズミュームについての研究を進めている。精製されたコズミュームは魔法的な用途だけでなく、単に美しい宝石としても利用される。イクサラン・トレゾンの両大陸において、富裕層や権力者はコズミュームを用いた衣服・武器・勲章などを珍重している。

アルタ・トレゾン/Alta Torrezon吸血鬼/Vampire達にとって、コズミュームは血液の代替として摂食できることが証明されている。そのため重要的な工業原材料として、および美食家向けの高級品として、この鉱物の需要はますます高まっている。

登場

宝物トークン・カードなど、イクサラン:失われし洞窟の多くのカードのイラストにその姿が見られる。

カード名に登場

イクサラン:失われし洞窟
コズミューム破/Cosmium Blastコズミュームの窯/Cosmium Kilnコズミュームの合流点/Cosmium Confluenceコズミュームの略奪者、風雲船長/Captain Storm, Cosmium Raider
イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ
コズミュームの触媒/Cosmium Catalyst

フレイバー・テキストに登場

イクサラン:失われし洞窟
コズミューム破/Cosmium Blast、樫材のセイレーン/Oaken Siren
イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ(宝の山ボックストッパー
精力の護符/Amulet of Vigor
アルケミー:イクサラン
確固たる棘尻尾/Stalwart Speartail

登場記事・登場作品

イクサラン:失われし洞窟

参考

MOBILE