複数への攻撃
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「複数への攻撃」選択ルール/Attack Multiple Players Optionは、総合ルールに定められている多人数戦用選択ルールの1つ。このルールを用いる場合、アクティブ・プレイヤーは同時に複数の対戦相手に攻撃することが認められる。
ルール
- 戦闘フェイズの間、攻撃プレイヤーの対戦相手すべてが防御プレイヤーになる。
- クリーチャーが攻撃する防御プレイヤーの選択は、その攻撃クリーチャーを指定する際に行う。
- ルールやオブジェクト、効果で防御プレイヤーを参照するものは、特定の防御プレイヤー1人を参照する。
- 攻撃クリーチャー全体として攻撃は適正でなければいけない。
- 防御プレイヤーは、自分がコントロールしているクリーチャーでのみブロックでき、そのプレイヤー自身やそのコントロールするプレインズウォーカーに攻撃してきたクリーチャーのみブロックできる。他のプレイヤーやプレインズウォーカーに攻撃するクリーチャーはブロックできない。
- 防御プレイヤーのブロックが適正かどうか判断する際、他のプレイヤーを攻撃しているクリーチャーや他のプレイヤーがコントロールするブロック・クリーチャーは考慮しない。
- 防御プレイヤーによるブロック・クリーチャーやダメージ割り振り順、戦闘ダメージの割り振りの宣言は、APNAP順で行う。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 8 多人数戦ルール
- 802 「複数への攻撃」選択ルール
- 802.1 「複数への攻撃」は、アクティブ・プレイヤーが他のプレイヤー複数人に対して攻撃することを認める選択ルールである。この選択ルールを用いた場合にも、攻撃時に1人のプレイヤーだけを攻撃することは可能である。
- 802.2 戦闘フェイズの開始時に、攻撃 プレイヤーは防御プレイヤーとなる対戦相手を選ばない。その代わりに、戦闘フェイズの間、攻撃 プレイヤーの対戦相手全てが防御プレイヤーとなる。
- 802.2a ルール、オブジェクト、効果で「防御プレイヤー」を参照するものは、特定の防御プレイヤー1人を参照する。全防御プレイヤーを参照するわけではない。攻撃クリーチャーの能力が防御プレイヤーを参照している場合、あるいは単一の呪文や能力が攻撃クリーチャーと防御プレイヤーの両方を参照している場合、特に規定されていない限り、そのクリーチャーが攻撃しているプレイヤー、そのクリーチャーが攻撃しているプレインズウォーカーのコントローラー、あるいはそのクリーチャーが攻撃しているバトルを守る者を参照する。そのクリーチャーがすでに攻撃していない場合、参照している防御プレイヤーは、そのクリーチャーが戦闘から除かれる前に攻撃していたプレイヤー、そのクリーチャーが戦闘から除かれる前に攻撃していたプレインズウォーカーのコントローラー、あるいはそのクリーチャーが戦闘から取り除かれる前に攻撃していたバトルを守る者である。複数の攻撃クリーチャーに適用される呪文や能力である場合、該当する防御プレイヤーはそれぞれの攻撃クリーチャーごとに別々に決定される。複数の防御プレイヤーが選びうる場合、その呪文や能力のコントローラーが1人を選ぶ。
- 802.3 攻撃 プレイヤーは、攻撃クリーチャーを指定する際に、それぞれの攻撃する防御プレイヤー1人、防御プレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカー1体、あるいは防御プレイヤーが守る者であるバトル1つを選択する。rule 508〔攻撃クリーチャー指定ステップ〕参照。
- 802.4 複数のプレイヤーが攻撃されていたり、攻撃されているプレインズウォーカーをコントロールしていたり、攻撃されているバトルの守る者であったりする場合、各防御プレイヤーは、ブロック・クリーチャー指定ステップに、APNAP順でブロック・クリーチャーを指定する。(rule 101.4 ならびに rule 509〔ブロック・クリーチャー指定ステップ〕参照。)最初の防御プレイヤーがブロックの宣言を追えた後、次の防御プレイヤーが宣言を行う。
- 802.5 ブロック・クリーチャーの指定後、クリーチャーが複数のクリーチャーをブロックしていた場合、各防御プレイヤーはAPNAP順でそのブロックしている攻撃クリーチャー群の中のダメージ割り振り順を、それぞれのブロック・クリーチャーごとに宣言する。rule 510〔戦闘ダメージ・ステップ〕参照。
- 802.6 戦闘ダメージはAPNAP順で割り振られる。それ以外の点では、戦闘ダメージ・ステップは2人対戦の時と同じように進む。rule 510〔戦闘ダメージ・ステップ〕参照。
- 802 「複数への攻撃」選択ルール