広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
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Terramorphic Expanse / 広漠なる変幻地
土地
土地
(T),広漠なる変幻地を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、タップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
基本土地限定のフェッチランド。サーチしてきた土地がタップインになるが、戦場に出してすぐ起動できる。
起動コストにマナやライフなどを必要としないため、手軽に色マナの安定化やデッキ圧縮が行える。基本的に多色デッキに使用されるが、2色でもヴァラクート等土地バランスを偏らせたい場合に採用される。
構築では、時のらせんブロック構築やスタンダードにおいて様々な多色デッキに採用されている。リミテッドでは、無条件で安定性を高められるので、ピックしたら単色デッキでもない限り必ず投入されるカード。コモンなのもありがたい。
多色土地の選択肢が乏しいパウパーでもしばしば採用される。統率者戦でも、のちに登場した同型再版の進化する未開地/Evolving Wildsと共にデッキの基本構成の1つである。
- 世界のるつぼ/Crucible of Worldsで毎ターン運用すると、Thawing Glaciers以上のデッキ圧縮になる。
- 進化する未開地の先輩であるのだが、闇の隆盛以降の本流のセットでの再録は、原則として進化する未開地が担当している。統率者戦用セットでは多くの構築済みデッキで両者揃って収録されている。
- 進化する未開地が優先される件について、Mark Rosewaterは「多くの次元/Planeで扱うにあたり、カード名やフレイバー性がより適している」という点が主な理由であろうと述べている[1]。
- ファイレクシア:完全なる統一では、基本セット2011以来約12年ぶりに本流のセットで再録。新ファイレクシア/New Phyrexiaのフレイバーを表現するためにふさわしかったのだろう。
- 進化する未開地が優先される件について、Mark Rosewaterは「多くの次元/Planeで扱うにあたり、カード名やフレイバー性がより適している」という点が主な理由であろうと述べている[1]。
- 統率者2014の日本語版では、カード名が通常よりも小さいフォントで印刷されてしまっている(カード画像)。
- 初出から約14年間イラストが時のらせん版の一種類しか存在しなかったが、Jumpstartでの再録時に念願の新規イラストを獲得。その後ウォーハンマー40,000統率者デッキ(イラスト)、ファイレクシア:完全なる統一(イラスト)でも新規イラストを得ている。
- カード名は誤訳と思われる。広漠なるスカイクラウド/Skycloud Expanseも参照のこと。
関連カード
- 堆石堤/Terminal Moraine - 基本土地をサーチする、先輩にあたるカード。能力の起動コストにマナが必要だが、マナ能力を持つ。(プレーンシフト)
- 進化する未開地/Evolving Wilds - 同型再版。(エルドラージ覚醒)
- 虹色の眺望/Prismatic Vista - 起動コストに1点のライフが追加で必要となったが、サーチした土地はアンタップイン。(モダンホライゾン)
- 寓話の小道/Fabled Passage - 土地を4つ以上コントロールしていれば、サーチした土地がアンタップされる上位互換。(エルドレインの王権)
参考
- 壁紙 (WotC 2007年1月5日)
- 広漠(カード名国語辞典)
- 土地サーチカード
- カード個別評価:ファイレクシア:完全なる統一 - コモン
- カード個別評価:時のらせん - コモン
- カード個別評価:基本セット2011 - コモン
- カード個別評価:基本セット2010 - コモン
- カード個別評価:第10版 - コモン
- カード個別評価:Jumpstart - コモン
- カード個別評価:アルティメットマスターズ - コモン
- カード個別評価:Modern Masters - コモン
- カード個別評価:統率者レジェンズ - コモン
- カード個別評価:時のらせんリマスター - コモン