古きバズバーク/Ol' Buzzbark
提供:MTG Wiki
*
古きバズバーク/Ol' Buzzbark (X)(赤)(緑)伝説のクリーチャー ― ゴブリン(Goblin)・戦士(Warrior)
古きバズバークが戦場に出たとき、6面体サイコロをX個、戦場の上でXインチ以上の高さから振る。各サイコロごとに、あなたがコントロールしていてそのサイコロに触れている各クリーチャーの上にそれぞれ、その出目に等しい数の+1/+1カウンターを置く。サイコロ1個につき、あなたがコントロールしておらずそのサイコロに触れている各クリーチャーにその出目に等しい点数のダメージを与える。
透かし:ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers
アーティスト:Wayne Reynolds
ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneersの指導者である伝説のゴブリン・戦士。6面ダイスを使った無作為すぎる強化とダメージをばらまくETB能力を持つ。
ダイスがどこに転がるかも、どの出目が出るかも予想がつかないが、効果自体は強力。本体自体が3/3と実戦的なP/Tであり、ダイスがクリーチャーの上にさえ止まれば、どう転んでも結構なアドバンテージが得られる。
殺人カマキリ/Slaying Mantisとは異なり、スタックに乗ってから戦場のカードを動かすことは制限されていないので、カードを動かして転がってくるサイコロを回避したり、使う側も特定のカードを狙って投げるように振ったりといった芸当もルール上は禁止されていないが、マジック・イベント規定にもあるように紳士的態度で楽しむことを心がけよう。
アグロなデッキではX=0にして番狼/Watchwolf感覚で使うことも可能。この場合も能力はちゃんと誘発するため、テーブル近くで0個のサイコロを振ろう。
- Unstable発売当時のルールでは戦場に出たあとの誘発型能力では唱えるときに指定したXの値は参照できず、隔離の場/Quarantine Fieldのように戦場に出る際の常在型能力を経なければならなかったが、銀枠だからという理由であまり気にされていなかった。
- 老いたる者、ガドウィック/Gadwick, the Wizened登場に伴うルール変更で黒枠的にも正しいルール文章に(CR:107.3m)。
ルール
- 1インチとは2.54cmのこと。
- ダイスは、指定された戦場の高さから一度に振らなければならない[1]。
- このカードに限っては、ダイスは1片が1インチ以下のもので、カードを傷つける恐れの無いものを使わなければならないと裁定が出ている。
- 1個のダイスが複数のカードに触れていた場合、それぞれにその出目に等しい効果を与える。
- ダイスが他のプレイヤーのゲームまで飛び散っても、+1/+1カウンターやダメージを与えたりしない[2]。
- Mox Lotusからの無限マナをつぎ込むと、無限個のダイスを振れるが無限の距離から振られたダイスはカードに到達できないため、ゲームは引き分けとなる[3]。
- 有限の数……例えばX=4万にすると、1kmの高さから4万個のダイスを振る事になる。どう見てもダイスによる物理的な絨毯爆撃となり死傷者が出かねないため、程々にしよう。
関連カード
Unstableの各陣営のリーダーのサイクル。いずれも神話レアで、友好色2色の伝説のパーマネントになっている。
- 大演算器/The Grand Calcutron (小型装置団/Order of the Widget)
- S.N.E.A.K.長官、フォイーブ/Phoebe, Head of S.N.E.A.K. (S.N.E.A.K.職員/Agents of S.N.E.A.K.)
- カウント男爵/Baron Von Count (卑怯な破滅軍団/League of Dastardly Doom)
- 古きバズバーク/Ol' Buzzbark (ゴブリンの爆発屋/Goblin Explosioneers)
- ジュリアス・マゼモルフ博士/Dr. Julius Jumblemorph (交配研究所/Crossbreed Labs)
大演算器のみ伝説のクリーチャーではないが、統率者に指定できる能力を持つ。またストーリー上は、卑怯な破滅軍団を率いるのはカウント男爵、すごいアイデア/The Big Idea、怪物たらし、グルシルダ/Grusilda, Monster Masher、殺しのメアリー/Mary O'Killの4人である。