絶滅の星/Star of Extinction

提供:MTG Wiki

2018年10月31日 (水) 22:33時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索


巨大隕石を落下させ、土地1つとほとんどのクリーチャープレインズウォーカーを吹き飛ばす豪快極まるソーサリー

イクサランの相克時点で20点のダメージに素のタフネスで耐えられるクリーチャーは(歩行バリスタ/Walking Ballistaなど可変のものを除けば)銀枠以外に存在せず、再生破壊不能プロテクションなどの数値を問わない除去耐性を持っていない限りほぼ助からない。プレインズウォーカーも21以上の忠誠度を持て余していることはまずないだろう。

20点ものダメージに目が行きがちだが、ルール文章上は土地1つを対象にした、単一の対象を取る呪文である。土地破壊呪文としては重く効果もささやかなため、土地の破壊は「隕石の落下」というフレイバーを表現したおまけ程度ではあるものの、対象の土地が戦場を離れる立ち消えになることを忘れないように。愚蒙の記念像/Memorial to Follyなど生け贄に捧げて逃げられるものを狙わないのは当然として、ミシュラランドも処分方法が多いため危ない。場合によっては自分の土地を犠牲にすることも考えよう。

登場時のスタンダードではより軽くて使いやすい破滅の刻/Hour of Devastationが強力なライバル。もう2マナ出してでも20点欲しいという局面はほぼないためあまり採用されることはなかったが、ローテーションにより全体除去の選択肢が減ったことと、ゴルガリ・ミッドレンジの台頭により相対する機会の増えた殺戮の暴君/Carnage Tyrantへの対抗手段として、青赤コントロールジェスカイ・コントロールなどで採用される事が増えた。秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seekerゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queenのダブルヴラスカビビアン・リード/Vivien Reidまで多数のプレインズウォーカーを並べることがあるので、それらもまとめて一掃することができる。

ストーリー

これはストーリー上の現在の場面ではなく、かつて不滅の太陽/The Immortal Sunを手にした太陽帝国/The Sun Empireの皇帝アパゼク・イントリ/Apatzec Intliが悪しき目的のためにその力を使用した結果を描いている。カード名とは裏腹に、このとき恐竜たちは絶滅していない[1]

その後、不滅の太陽は太陽帝国に失望したアゾール/Azorによって持ち去られ、川守り/The River Heraldsの手に渡り、オラーズカ/Orazcaに封印されることになる。

  • 現実の地球においては、約6550万年前に現在のメキシコに落下した巨大隕石が恐竜などの大量絶滅のきっかけとなったという説がある。このカードのモチーフだろう。

参考

  1. Ten Burning Questions from the Ixalan Story/『イクサラン』ストーリー・10の気になる疑問(Feature 2017年10月25日 Chas Andres著)
MOBILE