探検/Explore
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土地のプレイは1ターンに1枚までというルールをちょっと破るカード。花盛りの夏/Summer Bloomの亜種、あるいは1ターン限定の栄華の儀式/Rites of Flourishingともとれるか。
ライブラリーから確実に土地を1枚探すことができる不屈の自然/Rampant Growthと比べると、手札に土地がないマナスクリュー状態だとプレイできないという欠点があるものの、キャントリップで今引きできる可能性が残るため、ある程度補われている。また逆に土地が余ったマナフラッドの状況やマナ加速の意義が薄れた場面でもサイクリング代わりに1ドローのために使用できるので、腐ることが無い。手札から正式にプレイするため、基本でない土地をプレイできるし基本土地でもアンタップ状態で戦場に出せるのも不屈の自然に勝る利点。当然、上陸との相性もよい。
地味ながら良質なマナ加速呪文であり、同環境にムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Dayaや耕作/Cultivateなどのランド・ブースト手段が豊富なため、スタンダードでは赤緑ヴァラクートや青赤緑ターボランドなどのターボランド系デッキが多く、探検もそれらのデッキによく採用されている。エクステンデッドでもオーメン・ヴァラクート、モダンでも12postで使われる。
- 追加の土地のプレイは通常の土地をプレイする方法に準拠する。何らかの方法で対戦相手のターン中に探検を唱え、解決されても、そのターンに土地をプレイできるタイミングはない。
- デュエルデッキ:エルズペスvsキオーラに新規イラストで収録された。
- Secret Lair Drop Series: Happy Yargle Day!に収録。イラストとフレイバー・テキストはワールドウェイク版のパロディ。ゼンディカー/Zendikarの探検家とアーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborgでは、同じ景色でも見えているものが違うらしい(Happy Yargle Day!版日本語訳は私訳)。
An explorer's reward is a view of tomorrow's possibilities.
探検家にとっての報奨とは、明日の可能性への見通しである。(出典:ワールドウェイク版)
An explorer's reward is a view of tomorrow's meals.
探検家にとっての報奨とは、明日食えるものの光景である。(出典:Happy Yargle Day!版)