ハイドラ
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ハイドラ/Hydraは、クリーチャー・タイプの1つ。
もともとギリシャ神話の怪物で、そこでは『「複数の首を持つ蛇」という姿で、そのすべての首を失わないかぎり死なず、しかも強力な生命力で次々と新しい首を増やす能力を持つ』という、不死身の怪物として描かれている。
一般には「ヒュドラ」や「ヒドラ」と言った方が馴染み深いか。(訳が違うだけで英語名は一緒)
マジックにおいてもこの「複数の首を持つ蛇」のイメージを受けつぎ、+1/+0、+1/+1などのカウンターを使って「首」を表現するように作られている。 色としては赤の種族とされているが、それ以外の色やアーティファクト・クリーチャーのハイドラも存在する。
アルファ時代からいる由緒正しい種族ではあるが、種類としてはそれほど多くはない。 古代のハイドラ/Ancient Hydraがネメシスで登場してからしばらく新種は登場していなかったが、ラヴニカ・ブロックでは3種が、続く時のらせんブロックでも1種が登場。
その色の傾向を反映してか、射撃能力を持つものも多いが、これは元ネタのハイドラにはない能力。 そういう意味ではちょっと「らしく」はないが、マジック世界ではそういう種族なのだろう。
- ギリシャ神話では「沼に住む大蛇」の扱いなので、やはり赤らしくはない。
そういう意味でも、外見の似た別種族と考えてあげよう。
伝説のクリーチャーは憎悪の種、ウラシュト/Ulasht, the Hate Seed1体のみ。