悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter
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Doomed Dissenter / 悪運尽きた造反者 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human)
クリーチャー — 人間(Human)
悪運尽きた造反者が死亡したとき、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
1/1除去耐性があると言えるが、本体はただの1/1なのでそれほど脅威ではない。2回使えるチャンプブロッカーと割り切って採用するのもよいが、悪意のアムムト/Baleful Ammitなどの「自軍クリーチャーに-1/-1カウンターを置く能力」を持ったカード群との併用に適している。例によって生け贄に捧げる手段とも好相性。
アモンケット登場時のスタンダードでは同様の能力を持つ捕らわれの宿主/Carrier Thrall、膨れ鞘/Blisterpodがおり、生け贄手段と組み合わせた何らかのコンボデッキを考えてみるのも良いかもしれない。
- グールの解体人/Butcher Ghoulとは性能的にほとんど同じ。
- 能力とカード名が宿命の旅人/Doomed Travelerとよく似ている。
ストーリー
アモンケット版では、「王神/The God-Pharaohに背いた造反者/Dissenterが砂漠に放り出されて窮地に至り、死後に放浪の呪い/The Curse of Wanderingによってゾンビと化す」という様をイラスト、フレイバーテキスト、能力の全てで見事に体現した、非常にフレイバー豊かな一枚である。
王神の街から追放された者を待つ運命はただ一つだ。(出典:悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter(アモンケット版))
イニストラード:真紅の契りにて再録されたが、イニストラード/Innistradにはアモンケット/Amonkhetと違い「造反者/Dissenter」というストーリー用語は存在せず、イラストの人物が何に対して「造反/Dissent」したのかは不明。フレイバーテキストによればイラストの人物がいる場所はケッシグ/Kessigであり、この人物はこの後何らかの怪物に襲われて命を落とすのだろうが、死後にいかにしてグール/Ghoulと化すのかも不明。アモンケット版ほどにはフレイバー的に豊かとは言えないカードとなっている。
- 「Dissenter」には「宗教に背く人」といった意味もあるので、アヴァシン/Avacyn(もしくはシガルダ/Sigarda)を信じられなくなった者の末路と考えるのが妥当だろうか。そうするとこのカードは、『こんなところに居られるか!』と言って出て行った者が無惨に死ぬというホラー映画のお約束の一つを表しているのかもしれない。
ケッシグで最も危険なのは孤独である。(出典:悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter(イニストラード:真紅の契り版))