預言者の杖/Diviner's Wand
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同族 アーティファクト — ウィザード(Wizard) 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは「あなたがカードを1枚引くたび、このクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受けるとともに飛行を得る。」と「(4):カードを1枚引く。」を持つ。
ウィザード(Wizard)・クリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたは預言者の杖をそれにつけてもよい。
装備(3)
モーニングタイドで登場した部族装備品の、これはウィザード版。 カードを引く起動型能力と、カードを引くことで誘発する誘発型能力という、自己完結的な2つの能力を付加する。 ドロー・ステップのドローでも誘発するので、とりあえず自分のターンには+1/+1飛行は確保できる。 また、カードを引く方の起動コストも4マナと、貴重な収集品/Treasure Troveやジェイムデー秘本/Jayemdae Tomeにマナ効率で劣らない。
基本的に追加でドローできる手段と相性が良く、大量ドローができれば回避能力付加も相まって強力な打撃力となる。 そのためドロー呪文を数多く擁する青や、命運の輪/Wheel of Fateのような手札入れ替え呪文を持つ赤と併せて使うことが多いだろう。 ウィザードは青に最も多い職業であるので、そういう意味でもウィザードらしい装備品と言える。
最大のネックはやはり装備品であることで、ドロー能力もクリーチャーがいることが前提になっている点だろう。 「余ったマナをドローに変える」能力は、対戦相手のターンに受動的に動くデッキで重宝するが、その代表格であるパーミッションにはそもそもクリーチャーが少ない。 また、強化をしたいのは主にアタック時であるというのも悩みどころ。
リミテッドでは、クリーチャーも並びやすく、膠着してマナが余ることも少なくないため、十分なアドバンテージが期待できる。
- 今までの「Wand」は「ワンド」と訳されていたが、これは「杖」。
これによってサイクル内で訳語の重複(「Staff」の訳語も「杖」)が発生している。
サイクル
モーニングタイドの部族装備品。 ローウィン・ブロックの主要な職業であるクリーチャー・タイプを持ち、そのタイプを持つクリーチャーが場に出たときに、それにつけることができる。