不死のプリンス、オルクス/Orcus, Prince of Undeath
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伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、トランプル
不死のプリンス、オルクスが戦場に出たとき、以下から1つを選ぶ。
・ターン終了時まで、これ以外の各クリーチャーはそれぞれ-X/-Xの修整を受ける。あなたはX点のライフを失う。
・マナ総量の合計がX以下にになるように、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード最大X枚を対象とする。それらを戦場に戻す。ターン終了時まで、それらは速攻を得る。
飛行とトランプルを持つ伝説のクリーチャー。本体は(2)(黒)(赤)5/3だが、Xを支払うことで全体マイナス修整かリアニメイトが行える。
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ストーリー
オルクス/Orcusはダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター(イラスト)。「アンデッドの王」としても知られるデーモンロード。数万年前、アビスが形作られた際にデモゴルゴンやバフォメットとともにデーモンに変質した強大なプライモーディアルのうち一柱。
オルクスは不死のデーモン・プリンスであり、血の君主という名でも知られている。彼はデモゴルゴン/Demogorgonやグラズト/Graz'ztといった他のデーモンロードとの闘争の中で命を落としたが、アンデッドとして蘇り、現在はタナトスを領地に闘いを続けている。彼は生物の苦しみにも多少の喜びを覚えるが、アンデッドの群れと奉仕をずっと好む。あらゆる生命が消え去り、多元宇宙/Multiverse(マジックにおけるそれではなく、D&Dにおける同名の概念)が彼の支配するアンデッドだけが棲むひとつの広大な死滅都市と化すことが望みだ。
オルクスは彼の名において死を振りまく者へと、自らの力の小さな一片を与えることで報いる。その中でも最弱の者は、グールやゾンビと化して彼の領域で仕える。一方で彼が好む下僕は、恐るべき主を熱心に見習って生者を殺害し死者を操るカルト員と死霊術師である。
オルクスは病的で衰えた、狂暴で堕落そのもののクリーチャーだ。彼の下半身部分は羊のそれであり、人型の上半身はそこかしこで腐敗し、下腹部の肉はだぶついている。大きな蝙蝠の翼が肩から飛び出ており、頭部は山羊の頭蓋骨に似て、肉はほぼ腐り落ちている。その片手に、彼は伝説のワンド・オヴ・オルクス/Wand of Orcusを所持している。