仮面林の結節点/Maskwood Nexus
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アーティファクト
あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーはすべてのクリーチャー・タイプである。あなたがコントロールしているすべてのクリーチャー呪文と、あなたがオーナーであり戦場にないすべてのクリーチャー・カードについても同様である。
(3),(T):多相を持つ青の2/2の多相の戦士(Shapeshifter)クリーチャー・トークン1体を生成する。(それはすべてのクリーチャー・タイプである。)
あらゆる領域にあるあなたのクリーチャーへすべてのクリーチャー・タイプを与え、多相トークンも生み出す、奸謀/Conspiracy+産み落とす太枝/Birthing Boughsといったアーティファクト。
登場時のスタンダードにはエルフやならず者といった部族デッキが存在するが、単一のクリーチャー・タイプで構築するデッキだとお呼びはかからないだろう。4マナを許容できるなら、パーティーならばクリーチャー4体を並べるだけで恩恵を受けられるようになるため、オーソドックスに使うなら好相性か。
本領発揮の舞台はコンボとなる。スタンダードには世界樹/The World Treeと死呻きの鬨の声/Deathbellow War Cryが存在し、前者なら色拘束がきついがライブラリーから全てのクリーチャーを展開できる。後者なら峰の恐怖/Terror of the Peaks、青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded、ヴェリュス山の恐怖/Terror of Mount Velus、災厄を携える者/Calamity Bearerの4体を踏み倒せば、峰の恐怖の誘発で14+10+6点、峰の恐怖とヴェリュス山の恐怖の戦闘ダメージでそれぞれ20点ずつを叩き出す豪快なオーバーキルとなる。事前準備が整っていれば多人数戦でも複数人を同時に倒せるだろう。赤単色で組めるため、厚顔の厚顔の無法者、マグダ/Magda, Brazen Outlawやアイレンクラッグの妙技/Irencrag Featから加速して繋げることも可能。
リミテッドではトークンの生成能力だけでも充分だが、リトヤラの反射/Reflections of Littjaraやマグダなど部族カードとのコンボは特に強力。色を問わず投入できることも魅力だが、あまりこれに頼り切ることのないようにしたい。
- デメリットとしてはカルガの威嚇者/Kargan Intimidatorや悪斬の天使/Baneslayer Angelを止められなくなったり、魔女の復讐/Witch's Vengeanceが全体除去の如く機能したりする点が挙がる。とはいえこれを使ってデッキを組み上げるジョニーには些細なデメリットか。
- 激しい恐怖/Crippling Fearを完全に無効化できる。リミテッドで遭遇する場面もあるだろう。