再鍛の黒き剣/Blackblade Reforged
提供:MTG Wiki
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは、あなたがコントロールしている土地1つにつき+1/+1の修整を受ける。
伝説のクリーチャーに装備(3)
装備(7)
古の刀鍛冶にして戦士であるダッコン/Dakkonが鍛え上げ、黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackbladeと受け継がれてきた剣が再鍛され、陰謀団/The Cabalの手に渡ったもの。
黒き剣のダッコン/Dakkon Blackbladeの能力と同様に、コントロールしている土地の数に等しいP/T修整を与える伝説の装備品。普通のクリーチャーでは装備コストが7マナと極めて重いが、伝説のクリーチャーであれば3マナで装備できる。
マナ・コストが軽く、自然と大きな修整値が期待できるため、伝説のクリーチャーを中心としたデッキ構成なら優秀な強化手段となる。非伝説への装備は現実的ではなく、置物になってしまっては目も当てられないため、構成には細心の注意をはらいたい。また、P/T強化専門であるため、可能な限り回避能力や除去耐性を有するクリーチャーと併用し、確実なフィニッシャーとしたい。
リミテッドでは伝説のクリーチャーが多い環境柄、極めて強力な装備品。伝説のクリーチャーを多く確保できずとも7マナまで土地が伸びることも珍しくなく、そこまで耐えられればあらゆるクリーチャーを桁違いのファッティに変換し続けてくれる。
- 本家の黒き剣のダッコンは持ち主も含めて土地枚数とP/Tが等しかったが、再鍛されて強化されたのか、剣だけで同等の性能になっている。
- 「[性質]に装備」というテンプレートはこのカードが初出。この剣が特別な存在に所有されることを望んでいるという発想から、伝説のクリーチャーが装備しやすい形に調整された。今田の旗印/Konda's Bannerのように伝説のクリーチャーのみ装備することができるように設定することもできたが、伝説のクリーチャーを引けていないと全く使えないのはつまらないとして新しいテンプレートが定められた[1]。
- 過去のカードでは幽霊火の刃/Ghostfire Bladeがこれと似た装備コスト軽減能力を持っており、それを整備したものと言える。
- Signature Spellbook: Gideonに新規イラストで再録された。イラストを手掛けたアーティストは元祖ダッコンのイラストを手掛けたRichard Kane Ferguson氏。
ルール
ストーリー
黒き剣/Blackbladeは、古きプレインズウォーカー/Planeswalker・ダッコン/Dakkonが鍛え上げた大剣(イラスト)。犠牲者の魂を吸い取る力を持っており、様々な人物の手を渡り歩いてきた古き遺物である。ドミナリアの物語では、ベルゼンロック/Belzenlokの行っている秘宝収集の一環として陰謀団/The Cabalが新アルガイヴ/New Argiveで入手している[2]。
詳細はダッコン/Dakkon#黒き剣を参照。
脚注
- ↑ Stories from Dominaria, Part 1/『ドミナリア』での話 その1(Making Magic 2018年4月16日 Mark Rosewater著)
- ↑ Return to Dominaria: Episode 1/ドミナリアへの帰還 第1話(Magic Story 2018年3月21日 Martha Wells著)