青赤緑コントロール
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青赤緑コントロール(Blue-Red-Green Control)は、青赤緑の3色で構成されるコントロールデッキの総称。
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概要
青緑コントロールに赤をタッチして組まれることが多い。緑・青のクリーチャー除去の薄さを赤の火力で補った構成である。緑の土地サーチを利用することで対抗3色のマナ基盤を安定させる場合が多い。
エルドレインの王権〜Adventures in the Forgotten Realms期
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本土地カード最大2枚を探し、公開し、そのうち1枚をタップ状態で戦場に出し、他をあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。その中から望む枚数のパーマネント・カードを戦場に出し、残りをあなたの手札に加える。発生の根本原理を追放する。
創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation禁止後のスタンダードにおいて、オムナス・ランプから白を抜いたような構成のランプデッキが登場した。
日本選手権20秋では使用者数第3位となった。
サンプルリスト
- 備考
- フォーマット
ラヴニカのギルド~基本セット2021期
前環境のティムール再生(Temur Reclamation)が引き続き存在している。特にテーロス還魂記参入後は大幅に強化された。
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 巨人(Giant)
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出たとき、これが脱出していないかぎり、これを生け贄に捧げる。
自然の怒りのタイタン、ウーロが戦場に出るか攻撃するたび、あなたは3点のライフを得てカードを1枚引く。その後、あなたはあなたの手札から土地カード1枚を戦場に出してもよい。
脱出 ― (緑)(緑)(青)(青),あなたの墓地から他のカード5枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを見る。そのうち最大2枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
・呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(X)の2倍のマナを支払わないかぎり、それを打ち消す。
詳細はティムール再生を参照。
イクサラン・ブロック~基本セット2020期
ラヴニカの献身で登場した荒野の再生/Wilderness Reclamationを中心に据えたコントロールデッキ、ティムール再生(Temur Reclamation)が存在する。
インスタント
マナ総量が4以下であるインスタントかソーサリーである呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
Explosion / 発破 (X)(青)(青)(赤)(赤)インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人と、プレイヤー1人を対象とする。発破はその前者にX点のダメージを与える。その後者のプレイヤーはカードをX枚引く。
詳細はティムール再生を参照。
ゼンディカー・ブロック期
緑のランドブーストに青のサポートと赤の火力を加えたコントロールデッキがゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築で登場、プロツアーサンファン10で活躍した。→*1
クリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
あなたは、あなたの各ターンに追加の土地を1つプレイしてもよい。
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開した状態でプレイする。
あなたは、あなたのライブラリーの一番上から土地をプレイしてもよい。
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
インスタント
多重キッカー(1)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(1)を望む回数支払ってもよい。)
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象として選ぶ。その後、彗星の嵐がキッカーされている1回につき、他のクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象として選ぶ。彗星の嵐はそれらにそれぞれX点のダメージを与える。
探検/Exploreや水蓮のコブラ/Lotus Cobraなどでマナを伸ばすと共にゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblasterで対戦相手の土地を縛り、マナ・アドバンテージの差を広げてゆく。特に精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorとムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Dayaのコンボは絶大なアドバンテージを叩き出してくれる。
十分な土地が並んだら彗星の嵐/Comet Stormなどで相手のクリーチャーを一掃、ラストはジェイスの大マイナス能力や失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truthsで勝負を決める。
さらに基本セット2011で原始のタイタン/Primeval Titanや耕作/Cultivateなどのターボランド戦略に合致したカードが数多く登場したことで、スタンダードでも成立するようになった。→*2
スタンダード版
初期型
- 備考
- カナダ選手権10 第3位 (参考)
- 使用者:Pascal Maynard
- フォーマット
URG Turboland [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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後期型
- 備考
- グランプリバルセロナ11 ベスト4 (参考)
- 使用者:Richard Bland
- フォーマット
URG Turboland [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ミラディンの傷跡ブロック参入後の後期型。
ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築版
- 備考
- プロツアーサンファン10 優勝(ブロック構築8-2-0)(参考)
- 使用者:Paulo Vitor Damo da Rosa
- フォーマット
URG Control [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ゼンディカー=エルドラージ覚醒・ブロック構築のデッキ。
- Josh Utter-Leytonも同じデッキを使用してベスト8入りしている(ブロック構築の成績は7-1-2)。
- WotCのビデオカバレージ「Video Deck Tech: RUG with Josh Utter-Leyton」も参照のこと。
時のらせんブロック構築
同環境の赤緑ビッグ・マナに青をタッチしてドローサポートの永劫の年代史家/Aeon Chroniclerなどを入れたデッキが存在した。
クリーチャー — 植物(Plant) 壁(Wall)
防衛
根の壁の上に-0/-1カウンターを1個置く:(緑)を加える。毎ターン1回のみ起動できる。
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
瞬速
飛行
ボガーダンのヘルカイトが戦場に出たとき、好きな数のクリーチャーとプレイヤーとプレインズウォーカーの組み合わせを対象とする。ボガーダンのヘルカイトはそれらに、5点のダメージを望むように割り振って与える。
クリーチャー — アバター(Avatar)
永劫の年代史家のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたの手札にあるカードの枚数に等しい。
待機X ― (X)(3)(青)、Xは0にはできない。
永劫の年代史家が追放されている間にそれから時間(time)カウンターが1つ取り除かれるたび、カードを1枚引く。
ラヴニカ・ブロック構築
ラヴニカ・ブロック構築には、カウンターバーンのフィニッシャーにシミックの空呑み/Simic Sky Swallowerを採用したターボ空呑みと呼ばれるデッキが存在した。
インスタント
1つか2つのクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。電解は、それらに2点のダメージを望むように割り振って与える。
カードを1枚引く。
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)
飛行、トランプル、被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)
6/6詳細はターボ空呑みを参照のこと。
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期
イゼットロンにフィニッシャーとしてシミックの空呑み/Simic Sky Swallowerを採用したデッキが存在し、シゼットロンの名で呼ばれた。
土地 — (Urza’s) 塔(Tower)
(T):(◇)を加える。あなたがウルザの(Urza's)・鉱山(Mine)とウルザの・魔力炉(Power-Plant)をコントロールしているなら、代わりに(◇)(◇)(◇)を加える。
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)
飛行、トランプル、被覆(このパーマネントは呪文や能力の対象にならない。)
6/6詳細はシゼットロンを参照のこと。
モダン
エルドレインの王権参入後のモダンでは、赤緑ポンザの亜種として、青をタッチしたティムール・ポンザ(Temur Ponza)が登場した。
伝説のプレインズウォーカー — オーコ(Oko)
[+2]:食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
[+1]:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それは能力をすべて失い、基本のパワーとタフネスが3/3の緑の大鹿(Elk)クリーチャーになる。
[-5]:あなたがコントロールしているアーティファクト1つかクリーチャー1体と、対戦相手がコントロールしていてパワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それらのコントロールを交換する。
詳細は赤緑ポンザを参照。