カヴーのタイタン/Kavu Titan
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Kavu Titan / カヴーのタイタン (1)(緑)
クリーチャー — カヴー(Kavu)
クリーチャー — カヴー(Kavu)
キッカー(2)(緑)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)(緑)を支払ってもよい。)
カヴーのタイタンがキッカーされていた場合、それはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出るとともに、トランプルを持つ。
通常は灰色熊/Grizzly Bears相当、キッカーすれば大型のトランプル持ちとなるカヴー。キッカー時の性能だけ見ても5マナクリーチャーのなかでは相当高い水準にあり、しかも序盤に引いても熊として使えるためムダがない。
スタンダードではファイアーズの横行で影が薄かったが、インベイジョン・ブロック構築や、マスクス・ブロック退場後のスタンダードでは、その高いポテンシャルを見せ付けた。またファイアーズにしても、プレーンシフト以前のものには使用されていた。
- マスクス・ブロックが退場する前に活躍できなかった理由として、パララクスの波/Parallax Waveの存在が挙げられる。この事は、マイ・ファイアーズの分析記事にも記載されている。
パララクスの波に飲み込まれたタイタンは、5/5で消えても、戻って来るときには2/2に縮んでしまう。プレイテストでこういう成り行きが繰り返された結果、われわれはタイタンをデッキに入れるのをあきらめた。スタンダードに波が存在する限り、おそらく、すべてのキッカー・クリーチャーは二線級のレッテルをはがせないだろう。
- 灰色熊/Grizzly Bears、ファングレンの狩人/Fangren Hunter、シルバーバック/Silverback Apeなどの上位互換。
- 通常は2マナ2/2、条件次第で大型トランプラーになれる、という観点では、後のカヴーの捕食者/Kavu Predatorと共通点が見られる。ただしその思い込みがあると「キッカーしていないタイタンはトランプルを持っていない」ことを忘れやすいので注意。
- 緑単色の5マナ5/5トランプルでペナルティ能力なしというクリーチャーは、統率者2014で忍び寄る大蔦/Creeperhulkが登場するまではキッカーしたこれのみであった。インベイジョン当時の水準から見ればかなり強力なクリーチャーだったと言えよう。
- ドミナリアにて、同じくキッカー付き熊である上位互換の荒々しいカヴー/Untamed Kavuが登場した。キッカー前後のP/Tは同じだが、そちらははじめからトランプルと警戒を持ち、キッカー・コストの色拘束も薄い。
- インベイジョン・ブロックのキッカー・カードには、ドミナリア連合のマークが描かれている。このカードのイラストの場合、少々わかりづらいが、タイタンの背中のあたりに見えている月の輪郭がマークの形になっている。