イズマグナスのミジックス/Mizzix of the Izmagnus

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Mizzix of the Izmagnus / イズマグナスのミジックス (2)(青)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) ウィザード(Wizard)

あなたが、マナ総量があなたが持つ経験(experience)カウンターの総数より大きいインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、あなたは経験カウンターを1個得る。
あなたがインスタント呪文やソーサリー呪文を唱えるためのコストは、あなたが持つ経験カウンター1個につき(1)少なくなる。

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経験カウンターに応じてソーサリーインスタントコスト軽くする伝説のクリーチャーゴブリンの電術師/Goblin Electromancerの亜種と言える。

経験カウンターを得る条件が若干特殊であるが、要は点数で見たマナ・コストが大きい呪文唱えるごとにと考えて間違いない。ミジックスの経験カウンターを増やしたいということは、より多くのコスト減少の恩恵を受けたいということで、つまりより重い呪文を唱えたいということと同義なので、動きと条件が噛み合っており、比較的扱いやすいだろう。ただし当然、重い呪文ばかり大量に入れていてはそもそも最初の経験カウンターを得ることすらままならなくなるため、デッキ構築段階からの工夫は必要。様々なマナ域の呪文を散らしておいたり、複数回唱えることができるうえにコスト減少と相性がよいフラッシュバックバイバック、点数で見たマナ・コストより軽く唱えられるピッチスペル待機、あるいは直接経験カウンターを増やせる増殖などと組み合わせたい。

特に、点数で見たマナ・コストをいくらでも大きくできるX呪文は相性抜群。Xを経験カウンター数ぶんだけ軽くできることから、火種分だけ支払えば確実に経験カウンターを得られる。ミジックスが死亡しても経験カウンターは失われないため、ミジックスを統率者に指定している場合や2枚目のミジックスを手札に抱えている状況ならば地震/Earthquakeなどのミジックスを巻き込んでしまうタイプの呪文でも躊躇なく使えるのも大きな強み。

統率者セットに収録されただけあり、統率領域に最初からコンボパーツとして存在できることが何よりの強み。かつてスタンダードに存在したぐるぐるデザイア睡蓮の原野コンボをハイブリッドした形のアーキタイプでは、大型の呪文やドロースペル、あるいは追加ターンを積み重ねることで安定した回りを見せることが出来る。

経験カウンターが4つ以上ある状態で火想者の予見/Firemind's Foresightからふにゃふにゃ/Searing Touch捨て身の儀式/Desperate Ritual反復/Reiterateをサーチし、捨て身の儀式を対象として反復を無限にバイバックすることで無限マナ、そこからふにゃふにゃを無限に撃つことで勝利する手段が一般的。

特にテゼレットの計略/Tezzeret's Gambitは、経験カウンターが3個以上あれば2点のライフだけで経験カウンターを無条件に増やせるため相性抜群。経験カウンター3個から5個にジャンプすることで、火想者の予見を(青)(赤)の2マナで唱えることが出来るようになってしまう。構築難易度はやや難しくプレイ中は厳密なマナ管理が求められるため、やや上級者向けの統率者ではあるものの、スペルを1ターンに大量に唱えたいプレイヤーに向いた統率者であるといえる。

関連カード

サイクル

統率者2015の、経験カウンターを扱う神話レア対抗色2色の伝説のクリーチャーサイクル

ストーリー

ミジックス/Mizzixラヴニカ/Ravnicaに住むイゼット団/The Izzet Leagueゴブリン。その鋭い知性により、ただの随員からイズマグナス/The Izmagnusの地位にまで上り詰めた。

詳細はミジックス/Mizzixを参照。

参考

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