海蛇
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海蛇/Serpentは、クリーチャー・タイプの1つ。現実に生息するウミヘビ科ではなく、伝説上のシーサーペントが由来のクリーチャー。
クリーチャー — 海蛇(Serpent)
大海蛇は防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしていないかぎり、攻撃できない。
あなたが島をコントロールしていないとき、大海蛇を生け贄に捧げる。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 海蛇(Serpent)
トランプル、速攻
稲妻の大蛇はその上にX個の+1/+0カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
終了ステップの開始時に、稲妻の大蛇を生け贄に捧げる。
伝説のクリーチャー — 鳥(Bird) 海蛇(Serpent)
相棒 ― あなたの開始時のデッキに、カードが、デッキの最小サイズよりも少なくとも20枚多く入っていること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
飛行
空を放浪するもの、ヨーリオンが戦場に出たとき、他の、あなたがオーナーであってあなたがコントロールしていて土地でない、望む数のパーマネントを追放する。次の終了ステップの開始時に、それらのカードを戦場に戻す。
初出はリミテッド・エディションの大海蛇/Sea Serpent。一時期水棲生物全般がカード化されなくなっていた事情があり(マーフォークの項を参照)、このサブタイプのクリーチャーもオデッセイの夢繰り/Dreamwinderを最後に永らく新種が作られず、シー・モンスター/Sea Monsterが基本セットに入り続けているのみであった。だが時のらせんブロックで新種が登場したのを皮切りに、少数ずつではあるが数を増やしている。
そのイメージ通りほぼ青単色か青を含む多色だが、黒単色と赤単色にも存在し、多色を含めれば全色に存在する。
「巨体だが生息地域が限定される」というフレイバーが重視されているためか、その多くが何らかの条件を満たしていないと攻撃できないペナルティ能力(攻撃制限)を持つ、中型~大型クリーチャーである。生息条件(島)を持っていたものも何体かいる。
部族カードとしてはクラーケン・リバイアサン・タコと兼用でウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Temple、圧倒的な波/Whelming Wave、最深淵の海蛇/Serpent of Yawning Depthsが存在する。また、それらのタイプにさらにマーフォークを加えた上昇底流、スリン・ヴォーダ/Slinn Voda, the Rising Deepも存在する。
伝説の海蛇はゼンディカーの夜明け現在、タニーワ/Taniwhaと空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadと分かたれし水流、ヴェラゾール/Verazol, the Split Currentの3枚。
海蛇に変化させるカードとして驚くべき発育/Startling Developmentが存在する。
- かつては「水中に潜む大型の生物」としてクラーケンやリバイアサンなどと同一視されることも多く、その境界は非常に曖昧であった。クリーチャー・タイプ大再編ではそれまで海蛇だったMarjhanとセゴビアの大怪魚/Segovian Leviathanがリバイアサンになり、「水中に潜む大型の蛇型生物」としてのイメージを確固とした。
- 後にMarjhanは再び海蛇に戻された。
- 本来「Serpent」は海蛇に限定されず大型の蛇全般を指す単語である。カードでも川蛇/River Serpentや沼の大蛇/Bog Serpentなど海以外の場所にいる大蛇をイメージして作られたカードの名前では海蛇と訳されていない。
- 石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpentは、カード名に海蛇(Serpent)を含むにも関わらず海蛇のサブタイプを持たない奇妙なクリーチャーである。