脊髄支配/Spinal Embrace

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2020年5月19日 (火) 21:58時点における133.200.172.32 (トーク) - whois による版
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Spinal Embrace / 脊髄支配 (3)(青)(青)(黒)
インスタント

この呪文は戦闘中にのみ唱えられる。
あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。あなたはそれのコントロールを得る。それはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。そうしたなら、あなたはそのタフネスに等しい点数のライフを得る。


戦闘フェイズにしか使えないが、命令の光/Ray of Command価値ある理由/Worthy Causeを足したようなカード。命令の光より、のちのボーラスの奴隷/Slave of Bolasのほうが近いかもしれない。

アドバンテージを得た上にライフ回復できるので、インベイジョン・ブロック構築ではステロイド対策に使われたりした。また、このでは対処しづらいカヴーのカメレオン/Kavu Chameleonに対して効果的なのも重要。

  • 「そうした場合」とあるが、これは「生け贄に捧げなくてもよい」という意味ではない。生け贄に捧げるタイミングまでにそれが戦場を離れていたりした場合を想定してのことである。
  • 青黒のカードであるが、当時は生け贄に捧げてタフネス分のライフを得るのはでなく役割だったので色の役割に忠実に当てはめるなら白青であった。このカードが黒となったのはイメージ先行とも、(本来は相手のクリーチャーであることを踏まえ)霊魂切断/Sever Soulのような「除去+ライフ回復」の拡大解釈とも取れる。一方現在の色の役割で言うと、生け贄+ライフ回復は黒であるが、一時的コントロール奪取はでなくとなっているため黒赤となる。2つの効果の役割分担がそれぞれ移動したことで、どちらにせよ実際のカードと異なっているのは面白い。
    • ただし、ターン終了時に生け贄に捧げてしまうため一時的コントロール奪取とみなされるが、厳密にはこのカードによるコントロール奪取は永続である。そういう意味では、青黒は現在の色の役割で考えて適切である。
  • 名前に「Embrace」が入るカードの中で、唯一「抱擁」と訳されていない。同じ単語でこうも訳語が違うというのも面白い。(カード名を「Embrace」で検索

参考

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