仲間意識/Camaraderie
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ソーサリー
あなたはX点のライフを得てカードをX枚引く。Xは、あなたがコントロールしているクリーチャーの総数に等しい。ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
自軍クリーチャーの総数に等しいライフとドローを得て、さらに一時的な全体強化を行う緑白のソーサリー。
集団潜在意識/Collective Unconscious+民間療法/Folk Medicine+突撃/Chargeと多種の機能を詰め合わせており、然るべきデッキで使えば多大なアドバンテージを得られる。トークンを絡めて素早くクリーチャーを横に展開するセレズニアカラーの戦略と合致しており、消耗した手札を一気にリカバリーできる。最小限だがP/T修整もあり、単にアドバンテージを稼ぐだけでなく攻撃にも役立てることもできる。とはいえ6マナと重いので全体除去を撃たれる前に唱えることは難しい。一度盤面を流されてもすぐに持ち直せるように手札を温存するプレイングや、議事会の騎兵/Conclave Cavalierのような死亡時に後続を呼び出せるカードなどで弱みを補っていきたい。 マナ加速クリーチャーを用いたランプデッキにおいては除去を打たれる前の発動、消費した手札の補充、打点の低いマナクリの強化と全ての効果が噛み合っており相性がいい。競合先としてはハイドロイド混成体/Hydroid Krasis。X=4で2ドローであるため、6マナ時点で3体以上のクリーチャーを並べる構築においてはこちらのほうが効果が高い。
クリーチャーが横に並びやすいリミテッドでは普通に使っても強力な手札補充カード。ダメージレースの状況下ではライフ回復がありがたく、僅かばかりだが全体修整もありエンドカードになり得る。セレズニアカラーを選ぶなら是非入れておきたい。
- 緑のドロー呪文の相場からすると3~4枚程度稼げれば十分元が取れる計算。あまり欲張らず機を逃さずに唱えたい。
- "Camaraderie"とは、共同生活や同じ職場を通じて芽生える友情、友愛、すなわち「仲間意識」のこと。ドライアド、エルフ、ケンタウルス、ロクソドン、狼といった多種族が一個に調和するセレズニア議事会/The Selesnya Conclaveの性質を表している。
- 戦隊モノを彷彿とさせる立ち姿のイラストが、どことなくジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancyのイラストを思い起こさせる。