ドラニスの判事/Drannith Magistrate

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2020年4月25日 (土) 23:46時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
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Drannith Magistrate / ドラニスの判事 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

対戦相手は自分の手札以外から呪文を唱えられない。

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に頻出する妨害系軽量クリーチャーの一つ。対戦相手手札以外から呪文唱えるのを禁じる。

登場時のスタンダードだけを見ても、再活出来事を唱えたあとの当事者カード脱出相棒といった固有メカニズムに始まり、各種衝動的ドロー正気泥棒/Thief of Sanity義賊/Robber of the Richなどの「盗んで唱える」系カード、ボーラスの城塞/Bolas's Citadel怪物の代言者、ビビアン/Vivien, Monsters' Advocateなどの「ライブラリーから唱える」系カードなどなど、手札以外から呪文を唱えるカードは多数存在する。わずか2マナでそれら一切を封殺できるとくれば、いかに強烈なアンチカードであるかが分かる。ショック/Shock見栄え損ない/Disfigureに耐えるタフネス3という数値もいやらしさに拍車をかけている。また、自分には制限がかからないため、それらのカードと気兼ねなく併用できる点も嬉しい。

お約束として、効く効かないが対戦相手デッキに大きく左右されてしまうため、基本的にはサイドボード用。とは言え、前述の通り自分には影響がないため、メタゲーム次第ではメインデッキから投入してしまうのも有効だろう。特に相棒イコリア:巨獣の棲処発売直後から複数のデッキで用いられている有力メカニズムなので、先んじて対処できる意義は大きい。ただし、いわゆるヘイトベアー系クリーチャーとしてはパワーが1と低く、「妨害している間にビートダウンする」という戦略にはやや不向きであるという点には留意しておきたい。

マナ・コストの踏み倒し手段が豊富に存在するパイオニア以下のフォーマットではより一層強い影響力を発揮する。封じ込める僧侶/Containment Priestなどの類似カードも存在するので、目的に合致したものを選びたい。

リミテッドでは、例によってこの手の能力が機能する機会が少ないので、残念ながらハズレの部類。ただし、同時登場の相棒を未然に抑え込める点は大きいため、相棒を用いているデッキとの2ゲーム目以降はサイドインするとよいだろう。

統率者戦やその変種のフォーマットでは、統率者に対する強力なアンチカードとして機能する。早く出しすぎると目の敵にされること請け合いなので、投入するタイミングは慎重に見計らいたい。

参考

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