谷の商人/Merchant of the Vale
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出来事・クリーチャーの両方でかき回し系ルーターとなる人間・農民の当事者カード。
出来事は単純に1枚損しているので質の良い呪文とは言えないが、1マナのインスタントという点は優秀。損失についてもクリーチャーとして唱えることでちゃんと埋め合わせはできる。
クリーチャーはコモンとしては及第点のマナレシオを持ち、起動コストは重めだがタップいらずという性能。
カードパワーに優れているとは言えないものの、出来事では手軽に、クリーチャーでは継続的に「2枚目のカードを引く」手段となるため、構築・リミテッドを問わず同セット内でのシナジーが評価に値する。
ハンド・アドバンテージを損なう1マナのルーターで、使った後3マナで再利用できるという点は信仰無き物あさり/Faithless Lootingに通じるものがある。カードパワーは比べるべくもないが、登場直前にモダンで信仰無き物あさりが禁止カード指定を受けたため、その代替としてこのカードの名前が挙がることもある。