夜の子/Child of Night
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2マナ2/1というサイズに加え、ダメージレースを有利にする絆魂まで持つ優秀なクリーチャー。ビートダウンの序盤用クリーチャーとしてはなかなかの性能である。基本セット2010には吸血鬼を参照するカードがいくつかあることも利点である。リミテッドはもちろん構築でも採用を検討してよいだろう。
- クロヴの悪漢/Krovikan Scoundrelなどの2マナ2/1クリーチャーの上位互換。黒の魂の絆能力持ちクリーチャーとしては、エル・ハジャジ/El-Hajjajという非常に性能差のある下位互換も存在する。
- 登場して以降基本セットの定番カードとして、あるいはいくつかの特殊セットのコモン枠としてたびたび再録されている、馴染み深い存在。
- ラヴニカのギルドでは再録11回目にしてようやく新規絵を獲得し、ラヴニカ/Ravnicaのいずれのギルド/Guildにも所属しない住民(門なし/Gateless)としての夜の子が描かれた。(イラスト)
吸血鬼は二つの小さい咬み傷を残しながら、世界中に復讐を巻き起こさせている。(出典:基本セット2010)
陽の光の下ではあまりに陰惨な罪も、夜の闇の下ではより喜ばしい。(出典:基本セット2012)
ギルド不要。そう彼女は考えてきた。ディミーア家の吸血鬼は彼女を当惑させた。シミック連合は解剖したがり、ボロス軍は焼こうとし、セレズニア議事会は「救済」しようとした。彼女が求めていたのは、ただ影のみであったのに。(出典:ラヴニカのギルド)
- イラストは子、というには大きすぎるように見える。この場合の「child」は子どもというより「信奉者」や「申し子」というニュアンスに近いのだろう。ラヴニカのギルドで描かれた新たなイラストから見てもそちらの意味であることが伺える。