交換される牛/Bartered Cow
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死亡するか手札から捨てることで食物トークンになる牛。カード名からすると、少なくとも捨てたときの誘発型能力に関しては、何かと交換される場合を意味しているのだろう。
ただでは死なないとはいえ、4マナ3/3のバニラは地味な性能。せっかく使うのならば魔女のかまど/Witch's Ovenなどのサクり台や、胸躍る可能性/Thrill of Possibilityなどのルーターのように、任意のタイミングで食物にできる手段を入れておきたい。
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- 英語名はCow(雌牛)で、イラストでも乳房があるので明らかに雌だが、クリーチャー・タイプは雄牛(Ox)という不整合がある。一応銀枠には雌牛というタイプが存在するが、このカード1枚のために黒枠入りさせるわけにはいかなかったのだろう。
開発秘話
モチーフは、イギリスの童話『ジャックと豆の木』に登場する牝牛。ジャックは母親に言われて牛を市場へ売りに行くが、途中で出会った男が持つ豆と牛を交換してしまう。
展望デザインの段階では、対戦相手が選んだパーマネント1つと自身のコントロールを交換するETB能力を持っており、色は交換の色である赤だった。その後セット・デザインによって、食物・トークンに関する能力を持つように変更され、色も家畜の牛により相応しい白となった[1]。