首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana
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ラヴニカ/Ravnica地下の太古の海から突如登場しシミック連合を乗っ取ったマーフォークたちのリーダー。
戦場に出る際、大量の+1/+1カウンターを得つつ、さらに大量ドローができる。ただしどちらも自分がコントロールするクリーチャーのパワーに依存する。
ほかにクリーチャーがいない状況では6マナ1/1+キャントリップとまったく役に立たない。それなりのサイズのクリーチャーを事前に用意しなければ無意味であるし、また用意したクリーチャーを除去されたりなど妨害されやすいため、扱いが難しい1枚。しかし上手に条件を満たせば、ファッティ+大量ハンド・アドバンテージという優秀なクリーチャーとなる。
6マナというと、クリーチャーとしては5/5以上は欲しいし、ドローとしては(好機/Opportunityを考慮して)4枚以上は引きたいところ。ほかにパワー4以上のクリーチャーがいる状態で使うのが望ましいと言えるだろう。除去に強いクリーチャーや呪文や装備品を用意して、万全を期したい。
- ギルド門侵犯収録の日本語版では、「あなたがコントロールする他のクリーチャー」の部分の、「他の」が抜け落ちている。
- 戦場に出るに際して選択する(つまり選択時点ではゼガーナ自身はまだ戦場にいない)ため、仮に「他の」が入っていなくても自身を参照することはない。そのため、ルール上は機能は変わらない。
- ドローのCIP能力は解決時のパワーを参照する。
- 真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Tridentなどの常在型能力や巨大化/Giant Growthなどのインスタントの強化などでパワーの値を増やせば引く枚数を増やせる。逆にマイナス修整を受けると引く枚数が減る。
- 解決前に戦場を離れた場合、最後の情報を用いる。特にマイナス修整によって除去された場合には、パワー0以下となることはありえる。
- ドローは強制である。調子に乗って世界棘のワーム/Worldspine Wurmを参照したら16枚も引くことになり、ライブラリーアウトの危険が出てくる。
- 解決前にゼガーナのパワーが0未満である場合、カードを0枚引く。カードを捨てるということはない。
- 戦場に出た後は、コントロールするクリーチャーの中では最大のパワーを持つことになる。そのため、進化クリーチャーの条件を確実に満たすことができる。
- 他のすべての指導者は戦場に出た後も効果を発揮する能力を持っているが、これだけは戦場に出たあとはバニラ同然である。
関連カード
- 首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana
- 楽園党の議長、ゼガーナ/Zegana, Utopian Speaker
サイクル
ラヴニカへの回帰ブロックの各ギルド/Guildの指導者のサイクル。いずれも伝説のクリーチャーであり、マナ・コストに対応した色マナをそれぞれ2つずつ含む。
- 至高の審判者、イスペリア/Isperia, Supreme Judge (アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- 竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius (イゼット団/The Izzet)
- 暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots (ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord (ゴルガリ団/The Golgari)
- セレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya's Voice (セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council (オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind (ディミーア家/House Dimir)
- 怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged (グルール一族/The Gruul Clans)
- 戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader (ボロス軍/Boros Legion)
- 首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana (シミック連合/The Simic Combine)
参考
- 水深の布告/The Fathom Edict(Uncharted Realms、文:Brady Dommermuth、訳:若月繭子)
- シミック連合/The Simic Combine(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ギルド門侵犯 - 神話レア