グール

提供:MTG Wiki

2018年6月18日 (月) 11:12時点における210.227.41.140 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

グール/Ghoulは、廃止されたクリーチャー・タイプの1つ。かつてグールだったのは食屍鬼/Scavenging GhoulKhabal Ghoul灰燼のグール/Ashen Ghoulの3体で、現在はいずれもゾンビに変更されている。

3体とも登場はかなり古く、しかもこの3体より後に登場したカード名に「Ghoul」とあるクリーチャーはクリーチャー・タイプがゾンビであったため、将来的にゾンビへ統合されると思われていた。そしてまずは灰燼のグールがコールドスナップテーマデッキに収録される際に、次にKhabal GhoulがMasters Editionに収録される際にゾンビに変更された。そして最後に残っていた食屍鬼も、2007年9月のクリーチャー・タイプ大変革の際にゾンビに変更され、グールは絶滅した。

グール(GhoulまたはGhul)とはアラブの民話に出てくる怪物で、人間の屍肉や場合によっては生きた人間を食べるとされている。そのため、カード名では「食屍鬼」と訳されることが多く、さらにかつてグールだった3体はいずれも他のクリーチャーが死亡することにより誘発する能力墓地にクリーチャー・カードがあることにより起動できる能力を持っている。

  • 食屍鬼とKhabal Ghoulの能力に共通しているのは、これらが戦場に出る前に死亡したクリーチャーも数えることである。そのため、全体除去の後にこれらを出してたくさんのカウンターを置くことが可能。
  • グールの正体についてはゲームなどではゾンビの一種とされることが多く、マジックの世界でも上記のことからそうなっていると思われる。だが、文献によると「ただの人食い人種である」となっていたり、さらには「吸血鬼に近い」「ジンの一種である」となっているものまである。
  • 実はグールは男性の方のみを指し、女性のグールはグーラ(GhoulahまたはGhulah)と言う。グールが醜悪な姿をしているのに対し、グーラは非常に美しい姿をしている。

関連カード

かつてクリーチャー・タイプがグールだったカード。

参考

MOBILE