大量の芽吹き/Sprout Swarm
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召集とバイバックの付いた芽吹き/Sprout。
召集のおかげで生成した苗木トークンをそのままコストに充てる事ができ、バイバックして唱えれば唱えるほど生産速度が加速されるというカード単体で完結するシナジーを持っている。
その能力の性質上、リミテッドでは非常に強力。中盤を過ぎて戦場が膠着した際に、物凄い勢いでトークンを増やせる。特に未来予知限定のブースター・ドラフトなどでは、優秀な全体除去手段が少ないため、大量のトークンが戦場を埋め尽くすことも珍しくない。
構築でも、出るトークンが苗木であることとその生産力から、ファンガスデッキなどに採用できる。ただし、2〜3個程度で十分なら種のばら撒き/Scatter the Seedsのほうが効率が良いので、大量に必要とするならば、の話ではあるが。
- クリーチャーを継続的にアンタップしたり、コストを減少したりすることで無限トークンが成立する。他にも、倍増の季節/Doubling Seasonとアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarとの組み合わせで、無限マナも可能。
- 色が違うとはいえ、実験用ネズミ/Lab Ratsからかなり強くなっている。ただし、基本のコストを(1)(緑)とすることで、色を除いた上位互換にはならないよう工夫されている。
- トークン生産の単純なマナ効率は、色拘束の分だけ都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Treeよりも良い。都市の樹、ヴィトゥ=ガジーは土地ゆえの安定性を持つのに対して、大量の芽吹きはコスト軽減と1ターンに2個以上のトークンを展開できる生産速度を持つ。
- バイバック・コストも召集の効果で支払うことが可能である。追加コストの項も参照。
- 未来予知の公式ハンドブックでは「バイバック・コストは召集で減らせない」(当時の召集はコスト減少効果であった)という記述があるが、誤りである。