大喰らいのワーム/Craw Wurm
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針刺ワーム/Spined Wurmより一回り大きい、緑の大型バニラクリーチャー。
初心者に、大きいだけのクリーチャーはそれほど強くないのだ、と教えるためにあるかのようなカード。重い上に、回避能力を持たず、タフネス4以外の除去耐性を持たない、というのがその理由。似たような役割を持つカードに、甲鱗のワーム/Scaled Wurmがある。
一方リミテッドでは、このサイズは脅威なので一転して油断のならない存在となる。第9版や第10版では、はびこり/Overgrowthとの相性が良好である。
- 上位互換は数多く、コモンだけでもヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm、夜泥の神/Nightsoil Kami、棘状歯のワーム/Barbtooth Wurmなどがいる。
- 色が赤くなると斧研ぎの巨人/Axegrinder Giant。
- このカードの中国語名(「巨爪亞龍」)は誤訳と考えられる。"craw"は胃、"claw"は鉤爪のこと(→ 誤訳/名訳)。なお、大喰らいの巨人/Craw Giantは「貪食的巨人」と正しく訳されている。また、日本語訳は、"craw"の語源が"voracious"「大食の」に類するところから付けたものであろう。