黙示録/Apocalypse
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すべてのパーマネントを消し去る豪快なカード。ただし、自分の手札まで消してしまう厳しいデメリットがついている。また、エンチャントを確実に戦場から除去できる初の赤単色のカード(基本セット2013で世界火/Worldfireが登場し、唯一ではなくなった)。
パーマネントは追放するが、手札は単に捨てるだけなのでマッドネスと相性がよい。例えば、マナ・プールに3マナ浮かせた状態で黙示録を唱え、無謀なるワーム/Reckless Wurmをマッドネスで唱えれば優位に立てる。マッドネスにマナがかからない日を浴びるルートワラ/Basking Rootwallaでもよい。
待機を持つカードとも相性がよい。特に命運の輪/Wheel of Fateは手札を捨てるディスアドバンテージを打ち消せる。ギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghituと組み合わせれば、黙示録後の無人の荒野に好きなパーマネントを出すことも可能だろう。あるいは、追放されてしまう土地なども対応して大いなるガルガドン/Greater Gargadonの能力の起動コストにつぎ込めば無駄にはならない。
- スロートリップを持つカードを使えば復旧も楽になる。当時はウルザのガラクタ/Urza's Baubleと一緒に使われたこともある。
- 7マナかかるが無知の喜び/Ignorant Blissと組み合わせれば手札を保持できる。
- モーニングタイドの戦場を離れた時に誘発する能力を持つ想起クリーチャーとの相性も良い。
- 後に同名のエキスパンションが登場。(→アポカリプス)
- 漫画デュエルファイター刃でこれを使った時の台詞「仕切りなおしや」が一部ファンの間で流行った。
- 「黙示録」とは新約聖書巻末の書「ヨハネの黙示録」で、一世紀末に迫害に悩むキリスト教徒を励まし慰めるために書かれたもので、新しい天と地の出現を黙示的に預言したもの(「infoseek マルチ辞書」より引用)。
- 「啓示の書」「ヨハネへの啓示」とも。こう呼んだ場合、この書の主題がヨハネ本人の著作としての予言的啓示ではなく、神からの啓示を受けて記すよう命じられた一連の幻(=預言)であると解釈できる。
- 「もくじろく」とも読むが「もくしろく」が一般的。このカード名の公式な読みも「もくしろく」。