死の円舞曲/Macabre Waltz
提供:MTG Wiki
コストが2倍になって効果も2倍になった死者再生/Raise Dead。カード名、効果、ディセンション版のイラストなどからすると死の二重唱/Death's Duetのリメイクか。(死の二重唱のイラスト)
カード・アドバンテージが取れないように回収後にカードを1枚捨てる。このディスカードが曲者で、たとえ1枚しかカードを回収しなかった場合でも必ず捨てなくてはいけない。
しかしリミテッドにおいては、よほどの序盤でないかぎり墓地にクリーチャー・カードが1枚しかないということはまれ。除去されてしまったフィニッシャーを回収したり、手札で腐っているカードをクリーチャー・カードに変換できるのは便利。手札にこれしかない場合、2枚戻してそのうち1枚を捨てることになるので、悪くても死者再生/Raise Deadとして機能する。
- 手札に戻した後捨てることを逆手にとって、回収する2枚の内1枚をマッドネス持ちクリーチャーにして捨てることでカード・アドバンテージを得ることもできる。もちろん手札にある他のマッドネス・カードを捨ててもよい。ラヴニカ・ブロックは時のらせんブロックと隣接しているため、ディセンション当時のスタンダードで実現可能だった小技。
- Macabreは元々フランス語で「死の」を意味する言葉(例えばDance of the Deadの仏語版は”Danse macabre”である)。この単語は英語にも輸入されているが、その場合は「薄気味悪い」という形容詞になる。訳者はカード名を単純に英語で訳さず、フランス語へたどって処理したようだ。